・・・・・いや、スミマセン。 ジブリも阪神も大好きです。
でも、今の心の中は、OSK一色です。
本当は、最後の千秋楽公演夜の部も観たかったのですが、明日からハードなので
昼の部のみの観劇。
いやあああああ。 観たかったーーーー(TдT)
今日で最後なんて、寂しすぎるーーーー!!
でも、今日の観劇は一昨日まで全く予定していなかったことだし、最終日の公演を
1回観れたんだから、それで良しとしなければ。
ということで、気を取り直して、本日の感想を。
・前から10列目くらいだと、前の方の座席よりも両方の花道を楽しめた。
後ろの座席の方が、両方の花道が見えやすい。
・上手花道の向かってすぐ左側の座席は、花道と座席がすぐ隣にあって、
劇団員さんの息遣い、スカートを翻した時の風、着物の裾、ステップの音を
間近に感じることができ、気分が高揚する。
・・・そういえば、私は花道真横の席は初めてだった。
・公演最終日ということもあって、客席がかなり盛り上がっていた。
いろんな場面、いろんなきっかけで拍手が沸き起こる。
やはり、水無月さんのところは大きな拍手だったなぁ。
・客席後ろの花道の幕が開く時、「シャン」という音がするのだが、その音が涼やかで
心地良い。 大阪松竹座では、こんな音しなかったと思うのだが・・・南座だけ?
~1部~
・プロローグのけいとさんは、女性を丁寧にエスコートしている紳士の雰囲気が
とてもよく出ていた。
薄い幕が下りた時のポーズも、女性に対してちょっとおじぎをして幸せそうな表情。
相手は、美砂さんだったかな?娘役さんもとても幸せそうで良かった。
・舞踏会から紫式部の場面へ行く時、チャペルの軽やかで明るい鐘の音が、
だんだん「ゴーン」という神社の鐘の音になっていくのは、なかなか上手い。
・大君、中の君、そして、水無月さんたち女官が楽しそうに舞っている姿は、
観ていてほんわかと優しい気持ちになれる。
・ゆいちゃん(役名が読めない!)の「何御用でございま
しゅか?」というのが、
何回聞いても凄く可愛い。
・第四場の紫式部の部屋で、瀬乃夕月が「お互いの気持ちが一つにならない」と
歌った後の「ショック!!」での、めい七浦の顔が、
毎回非常にショックな顔をしているので、それを密かに楽しんでいた。
口がすごくへの字になって、眉尻もすごく下がって情けない表情に(笑)
ここの場面の歌、コミカルで軽い雰囲気で好きだな。
・男役スーツ隊の場面は、いつも緋波兄やんのかっこ良さに痺れている。
緋波さんがする咳払いは、「おほん!!」とかのメジャーな咳払いとは一味違って
「あ はん!!」という感じ。
前はスーツ姿の若手たちに「ネクタイ曲がっている!ヘラヘラするな!シャキっとしろ」
などとイライラしながら細かく指摘していたと思うのだが、今日は
「ネクタイ!かおぉぉーー!!しっかり立て!!何だこの寝癖・・・」などと、簡潔に
ビシッと叱る印象。
いつも上司の緋波さんにニラまれて、情けない表情の蓮君は、遂に我慢できなくて
「・・・怖いよぉぉぉ~~」発言。
泣き出しそうで情けなさすぎ(笑)
ここで、いつも「そこ、うるさいぞー!」とにぎやかに肩を組んで楽しんでいる
真麻さんたちが指摘されるのだが、
あんまりうるさくしていなかった光君(しまったど忘れ!ひょっとして汐音君?)も
とばっちりを受けて「君も」と言われている。
言われた本人は、「え、ボク??」と自分を指差してビックリしているのが可愛い。
けいと君は、緋波さんの金魚のフン的存在。
へこへこして、本当に要領良くこなしていそうな雰囲気だ。
緋波ボスと共に、自分も同僚から嫌われていることに、
気づいているのだろうか・・・
結構そういうのに疎そうだから、気づいていないかも。
そして、けいと君と真麻君のいがみ合いは、やはり可愛い。
真麻君は、小学生の男の子的なノリでけいと君をニラむし、
けいと君は、それに対して「なんだよー!!」とムっとしたり、「イー!!」とか
するのだけれども、真麻君よりも控えめなんだよね。
どちらかというと、女の子的な可愛さを感じた。
・・・てことは、
これって小学生の好きな男の子女の子同士の
いがみ合いか!!
結局、けいと君と真麻君は、両想いなんだね★
難しいのよ~~ 恋というのーは~~♪
お互いの気持ちが 一つに~ならないっ♪
あと、途中若手スーツ隊が5名程、階段の上で踊るのだが、横移動ステップの時に
虹架君だけ、体はぐにゃっとしているのに動きが大きくて笑えた。
ひょっとして、新しいタイプの
タコ踊り?
虹架君は、しゃきっとしていて元気がとりえだけれども度々暴走するという、
若さ暴走タイプかな。
あと、蒼音さんは、しっかりしてそうでうっかり抜けているボーっとした優しい兄さん。
最初に観た時は鬼太郎ヘアーの寝癖だったけど、後はてっぺん周辺がぼわっと
上がったタイプの寝癖だったな。
・・・ひょっとして、鬼太郎ヘアーは元の髪型に戻すのが困難だったのか!?
楊君は、「超だりー」が口癖っぽい、全て投げやりヤル気なしタイプ。
一貫して、シャキっとすることなく、ダルそうな表情だった。
走るのも、すぐに諦めていただろ、アンタ!!(笑)
最後の方で、緋波兄やんがまた怖そう偉そうに咳払いするんだけれども、
「あぁ あぁぁぁぁン!!」という感じ。
面 白 す ぎ る ぞ 。 兄 貴 。
ちなみに、緋波さんの一番かっこいいポイントは、
黒縁メガネと、しゃがみ方と立ち上がり方と、その後客席に向けられる
「キッ」という眼差し。
一番とか言いながら、たくさんありますが。
上手に去り際に、ちょっと転びかけるところは可愛いし、その後の苦笑いも
大人の魅力に溢れていて、素敵だ。
今後、このスーツ隊が、また洋舞ショーで結成されることを、願ってしまう。
・薫君「紅梅、白梅に誘われてやってきた、鶯ですよ」。
・・・・・・。
紅梅・・・。
紅梅っていうのは、まさか
平松紅梅のことか!!? (紅梅→平松さんの役名)
だとしたら、ここで既にドロドロの三角関係が勃発ですぜウヘヘヘヘ
・死神のテーマは、エリザベート『私を燃やす愛』+時代劇の殺しが起こるBGM。
・
迷惑カーニバルの場面では、貴城左源太が
「匂宮様、おめでとうございますー!!」と手をブンブカ振りながら連呼。
すんごい違和感。
あと、幸せそうに微笑むことりちゃんと、優しく微笑みながら優雅に手を振る
高世さんが、とてもお似合いで美しいカップル。
でも、やはりその特注ギンギラ牛車は、どうかと思いますぞ。
ほら、前で嬉しそうに牛車を引いている緋波五郎次とは対照的に、
後ろで牛車を押している虹架さんが
恥ずかしそうにずっと下を向いておるではありませぬか!!
(多分、牛車の安全確認しているのだろうケド)
牛車を舞台まで押した虹架さんの嬉しそうな顔が、好きだ。
ちゃんと安全に押せた達成感でいっぱいなのかな。
ちなみに、パンフレットではカーニバルの場面に虹架さんの名前が載っていない。
牛車安全確認のために、急遽増やされた役なのかな。
・「一に良いのは都の娘~ 二に良いのは薩摩の・・・(?)」
と訳わからん歌を歌いまくる町の皆さん。
その能天気さと薫君の悲しみとのコントラストが、妙に切ない。
ひょっとして、それが狙いか!?
・カーニバルで幕が閉まる前から、貴城さんと美砂さんがノリノリで踊っている。
後半観たものは、貴城さんが美砂さんをクルクル回すパターンが多かったかな。
で、幕が閉まる時に美砂さんの太ももからふくらはぎのあたりを見ながら
いつも思う。
足細い!!
ちゃんとご飯食べているんですか!?
・1回幕が下りるのは、慣れてしまった。
その間に、一息ついてお茶でも口に含んで、メモってと、有意義な使い方を心がける。
でも、やはり一旦幕が下りるのであれば、1部(2幕)とか書いた方が
わかりやすいかも。
いや、
途中で幕が下りないのが一番理想的だろうけど。
・1部途中の幕の時間、最初観た時は5分くらいあったかと思うのだが、
アレ短くなった?慣れのせい?と思ったので計ってみると、3分切ってた。
おお!!進歩しているのかな。
・虹架文麻呂がはける時、拍手が!!
流石、みんなにモテモテな人気者だ!!
・中の君の部屋で、盆が回って、ことり中の君と水無月さんと平松紅梅が話しながら
登場するところ。
毎回違う会話をしていた。
確か、土曜日は
「えくぼが可愛らしくて~~」 「本当に~~」 「おほほほー」
という感じ。
これは、もしや
こころ小君のことを噂していたか!?
今日は、
「あれはトンボではありませんか?」 「いいえ、蝶々ですわ」 「まぁ!」
「おほほほほ~」
「綺麗ねー」
だったかな。
ここの水無月さんの言い方が、優しくて好きだった。
・匂宮のことを「色好みの」とか「あの通りの方ですから(BY: 大君遺言)」とか
みんなで散々言っておきながら、
薫君「匂宮の愛を一身に受けられて、一段とお美しくなられましたね」
って、
すんごい最大級の嫌味だな。
中の君は、「薫様のお口のお上手なこと・・・
(怒)」という心境だったであろう。
薫君「匂宮は、まだ御所よりお戻りではありませんか?」
中の君「・・・・あの人は、出かけるといつお戻りになるのか・・・
(え、何コイツ、ケンカ売ってんの?)」
ひええええええ。
水 面 下 で の ド ロ ド ロ ★
そりゃあ、中の君も
「もう・・・何も言わないで・・・(特に薫。もう出て行け)」
ってなるよなぁ。
心中察するわ。
・朝香浮舟を薫君が「・・・!!大君!!」って見間違えてしまうところは、
実はとてもよくわかる。
なんせ、OSKを観たばかりの時、朝香さんと折原さんを見間違うことがあったから。
今は絶対にないですよ!!!!
当時は多分、表情豊かなところや体型がとても似ているように感じて、
見間違えちゃったのかな。
・中の君が薫君に後見を頼むところ。
ことり中の君「(浮舟が)ここにいると、また匂宮が・・・」
薫君「ご心配はわかりますが」
って、
あんたたち匂宮のこと言いたい放題やな!!
どんだけ色魔やら人さらい扱いするのよ・・・orz
ひょっとして、散々陰口叩かれていることを密かに知っていて
匂宮、更にグレたんじゃないか!?
身から出た錆とはいえ、おかわいそうに・・・
・宇治山荘の花の精・折原さんには癒される。
こころちゃんとの軽やかなステップが、いい。
最後の、こころ小君へのほっぺに「チュっ♪」っていうのが、
積極的すぎて大君と180度違う行動で笑える。
なるほど。
転生して、前世で実現できなかったことを達成したワケですね。
「らん、らん、らららん♪ ビューテフル~スプリングっ♪」 は、
口ずさんで踊りたくなる曲だ。
それにしても、
「じーだらっ じーだり~♪」
って、
一体何のことですか?
ちなみに、この場面で私の真横花道にゆいちゃんがいたのだが、
スカートがひらっひらっと翻りまくりで、
どっきどきだった。
・こころちゃんの小君は可愛い!!
口元が、とても少年っぽいと思う。
・モナム~ルの場面の薫君の、黒地に桜模様の衣装がとても美しかった。
・街道の場面ということで、場面転換の時に馬の嘶きや蹄の音や、車の音を
音響に使ったのであろうが、
正直よくわからんかった。
パンフレットを読んで、「ああ~~なるほど。街道だからかぁ!!」
って、後でわかるような音響って・・・・どうなのよ。
私は今日、やっとそのことを理解しましたよ。(観劇4回目)
・美砂さんの小君に言うセリフが、
「・・・若様、カワイイ♪」
になっていた。 若様って、今まで言ってなかったのにー。
今までで一番、カワイイなぁもぉーっていう気持ちがこもっていた。
・匂宮様、浮舟を夜這いかぁ・・・・。
しかも、雷雨轟くというシチュエーションで。
何てウキウキな展開なんだ!!!
・
匂宮「私が慰めに通っていたのだよ」
って、きゃああああーーーーーー!!この色男ーーーーー!!
これって、やっぱり薫君への復讐達成の瞬間かな!?最初の方の場面で薫君がこれと同じようなことを匂宮に言っていたし、こんな嫌味で復讐感じさせる言葉ないよね!!
薫君が匂宮と浮舟との関係を知ってショックを受けている時の、匂宮の
「愛を信じるお前が愚かだったのだ」
っていうのは、アレか。
今まで散々言われたことへの復讐を成し遂げた後の、
決め台詞か。
(明らかにストーリーから脱線しております)
・浮舟を探す女官。
その中でも、特に白藤さんが心配そうな様子や声で、雰囲気が出ていたかな。
・浮舟が死神を見て、「薫様・・・」と吸い寄せられるところ。
明らかに別人ですけど、
その意識朦朧とするような雰囲気が切なかった。
~2部~
・・・・・・
ちょ・・・・ちょっと、思いがけず長くなりすぎたから、記事分けますわ・・・
ひとまず、ここまで!!
2部は、次回!!
[0回]
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