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セイなるカンゲキロク

~舞台・芝居などの観劇記録です。OSKや劇団四季が中心かな?~ 
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誰も待っちゃいないが、
放置していた観劇記録消化 第一弾★



6月の話だが、
オペラ座の怪人を再び観劇した。

オペラ座の怪人は、これでもう5回目。 
我ながら、金がないのにかなり観ているなぁと思ったのだが、
よく考えたら私OSKの公演を1週間の内に4回観たことがあるなぁ。
(武生公演をそのカウントに入れるとしたら、1週間の内にもう少し多く観ているかな)

・・・・・。 (飛んで行くお金が見えるよ★)




さて、今回の公演はというと・・・・

今までで、一番ツッコミどころの多いオペラ座の怪人だった。

というか、この公演はツッコミの入るような内容ではないのだが・・・
何故か、私の中に潜むツッコミ魂が疼いたのだよ。
さて、一体どうしてでしょうか。

ちなみに、現在の村ファントムのことについても、下の方にちょびっと書いています。


劇団四季 大阪四季劇場公演

  ミュージカル
『オペラ座の怪人』



2007年5月3日開幕 ロングラン公演


オペラ座の怪人       高井治
クリスティーヌ・ダーエ   伊藤志保
ラウル・シャニュイ子爵   北澤裕輔


カルロッタ・ジュディチェルリ  諸 英希
メグ・ジリー            西田ゆりあ
マダム・ジリー          戸田愛子
ムッシュー・アンドレ       増田守人
ムッシュー・フィルマン     青木 朗
ウバルド・ピアンジ        石井健三
ブケー               平良交一





一つ、どうしても言わせてほしいことが。



なんで毎回クリスティーヌはあんなにデカいんだ。


わざとデカい人を選んでいるのか!?
デカいと、いい声が出るとか?

観ているこちらも圧倒されてしまうことが、しばしば・・・。


今回は、箇条書きでいろいろと感想&ツッコミを(爆)




●最初のオークションの場面、競売人のセリフで
 「ちょっと灯りをつければ、昔の亡霊も逃げ出すことでありましょう!!」ていうところは、
 あまり言い方に重さがなかった。
 もうちょっと恐怖感を煽ってほしかったな。
 ちょっと早口だったのかな?



●クリスティーヌのデカさについて。

 まず、メグ・ジリーと並んだ時。











親子か、コレは。



そう疑ってしまうくらいの身長差。

身長差だけでなく、顔もメグは幼顔だし、クリスは大人っぽいから、
ますます親子。 若奥様とその子どもって感じ。
お互い、親友同士なのに・・・

メグ、めっちゃクリスティーヌを見上げて歌っているし。


クリス(母)「エ~ンジェルオブミュ~ジック 私をみつめているの~~♪」

メグ(娘)「それは、誰な~の~~♪(ひょっとして、ママの浮気相手?)



結局、二人の関係身長差が気になって、まともにこの場面を観れなかったなー。



そして、怪人の隠れ家にファントムと共に行ったクリスティーヌ。
『ザ・ミュージック・オブ・ナイト』でファントムがクリスティーヌに優しく歌いかける場面。

もう、二人が立っている姿を見ると、
クリスティーヌのデカさが気になって気になって・・・

もちろん、ファントムよりもクリスティーヌの方がデカい。

そして、ファントムが歌っている時、クリスティーヌがその歌声に誘われるように
正面を向いているファントムのところに引き寄せられ、客席に背を向ける形で
クリスティーヌがファントムに口づけをするような動きのところで・・・






クリスティーヌが思いっきりしゃがんだ。




しゃがんだ!!今、ファントムに顔を寄せるところで、クリスしゃがんだよ!!!
ファントムのクリスティーヌへの愛を感じるどころではないヨ!!

そうよね・・・・。クリスにとっては、ファントム小さかったんだよね・・・(遠い目)



更にその後、1幕終盤でラウルとクリスティーヌがファントムから逃げる場面。
ちなみに、ラウルとクリスの並びは・・・うんっ!!ギリギリセーフ・・・かな★
良かった。ラウルとは一応互角くらいの身長で。

そして、オペラ座の屋上での、『オール・アイ・アスク・オブ・ユー』を
二人でドラマチックに歌った直後。




ラウル「あっはっははっははー(=▽=)」


クリス「ふふふふふふーーー(ラウルに凄い勢いで抱きつく)」


ラウル「っ!!をあっっ!!? あ、はははーーー

    (受け止めながら、クリスを抱き上げ、ぐるぐる回す)」





・・・・・。





今、明らかにクリスの迫力に圧倒されて、
うろたえた伯爵を見ましたが。

き・・・気のせいですよね。 気のせい・・・










カルロッタ 「私よりも、あのチビがいい~~のねっ」


アンドレ・フィルマン「シニョーーラ、違うっ!!!(゚Д゚;≡

            (彼女は、むしろデカだ!!!)」



結局、プリマドンナの場面でアンドレとフィルマンは、クリスよりもカルロッタの方がいい
という意味で否定したんじゃなくて、
「チビ」という言葉を否定していたワケだ。






カルロッタ 「あなたの役は、セリフなしのはずよ。この、チビがえる!


アンドレ・フィルマン「シニョーーラ、違うっ!!!(゚Д゚;≡

            (彼女は、むしろデカがえるだ!!!)」





●高井ファントムの雰囲気は、何だか優しい父ちゃんという感じ。
 『オペラ座の怪人』の「歌え!私の音楽の天使よ!!」のセリフは、
 強さと優しさを感じた。
 
 とにかく、セリフも歌も声が鼻にかかる。
 あと、喉の調子が悪かったのかな。歌も演技も、あまりパワーを感じられなかった。


●伊藤クリスティーヌは、『オペラ座の怪人』の高い声がちょっとかすれていたかな。
 でも、『ザ・ポイント・オブ・ノー・リターン』の劇中劇のところでは、
 凄い色気を漂わせていた。 特に、歌い方に色気がある。
 
 「私は感じる 二人の体が かぁらぁみぃあい~ ひとつに」
 と、歌い方がうねるような感じで、色気が凄かった。



●北澤ラウルは、今までで一番優しくて愛情溢れる演技だった。
 もちろん、お約束の情熱的な暴走もアリだけど。
 それにしても、素敵なラウルだった・・・。

 『プリマ・ドンナ』での
 「あなたのために幕があく そうプリマ・ドンナ ぜひ」
 の歌唱での、力を込めた手つきが、とても魅力的だった。

 あと、2幕の支配人のオフィスで
 ラウルが「クリスティーヌまかせてくれ 恐れず僕の言うとおりに」と歌いながら
 クリスの座る横でひざまずくところ。




 
 



 こんな感じで、妙に後ろに伸ばされた足が、かなりツボヒット!!(爆)
 どんだけ深くアキレス腱伸ばししてるのよ!!
 ひょっとして、足の長さをアピールしているのか!!(笑)



●増田アンドレと青木フィルマンは、やはり馴染めない。
 私にとって、寺田・小泉コンビの存在は大きいのだということを実感。

 青木フィルマンは、ふてぶてしさはすごい出ているのだけれども、
 フィルマンの感情があまり伝わってこなかったな。
 雰囲気は、小泉フィルマンと似ているんだけどね。 



●諸カルロッタは、非常に可愛らしかった。
 「私よりも あのチビがいい~~のネっ!!」の言い方とかが妙にカワイイ。
 嫌な雰囲気のないカルロッタだった。


●平良ブケーが、とても好印象だった。
 いい声だったなぁ。


●アンサンブルに小泉正紀さんがいたのだが、いろんな場面でとてもいい味を
 出していた。
 「イル・ムート」の劇中劇の場面では、旦那様役をコミカルに上手に演じていたし、
 「ドン・ファンの勝利」の劇中劇では、パッサリーノ(?)を丁寧に演じられていた。
 渋くていい声で、とても存在感がある人だ。


●「マスカレード」の場面で、蝶の衣装を着た人がとても素敵に踊っていたのが印象的。


●高井さんが不調だったからか、観客はあまり熱くなかった。



う~~ん。
ツッコミすぎたかな(滝汗)

全体的には、少し物足りなさを感じた公演だった。
けれども、北澤ラウルは今まで観た中で一番良かった!!





現在は、村ファントムになっているが、私の母が村ファントムを観に行った。

母曰く、
「芝居はすごく淡々としていたけど、歌がとても上手くて良かった。」

あー。 渋くて、良い声なのだろうなぁ。
劇団四季55周年記念パーティでも、3人のファントムが勢ぞろいして、
少しずつ歌っていたけど。
(その時、北澤ラウルは何故か『ウェストサイド物語』の「クインテット」
【シャーク団側】とかに出てた 笑)

少し脱線な話になるけど、
それにしても55周年のあのメドレーは良かった!!
お気に入りは、ウェストサイド物語と『エビータ』の「飛躍に向かって」。
特に、エビータの方の
芝 清道・加藤敬二・松島勇気トリオの
かっこ良さと言ったら!!

やヴぁいっすよ。
芝さんは、見た目闇金の帝王っぽいけど、立ち姿も声も非常に渋くて良い。
そして、加藤さんと松島さんの踊りが、またかっこ良すぎる。

見ていない人は、是非上のリンク先で見てほしい。




話戻るが、村ファントムの感想を聞いていると、母がこんなことを言った。

「でもねー、私の前に座っていた人が、村さんのこと
「太ってて顔がデカかった」って言っていたのよねー。
私は、そんな風に思わなかったけど」




あのぉー・・・

村ファントムに、一体何を求めているんですか?


そもそも、ファントムっておっちゃんだよ?
中年太りしていても、おかしくないって。
ファントムがスリムでスラっとしていたら、むしろおかしい。
スリムでスラっとしたものを求めるなら、ラウルを見て味わえばいい。

というか、それ以前に、村さんそんなに太ってないだろ!!

私はああいう渋いおじさん、めっちゃ好きだぞ!!


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▼ あーはっはっはっはっはっは、は

大爆笑の観劇記録。
こんだけ笑わせてもらったのは、久しぶりです。ありがとう<(_ _)>

『オペラ座の怪人』って、こんなにコメディーになるんですね。キャストの選択次第で(困)。

特に、
>カルロッタ 「私よりも、あのチビがいい~~のねっ」

もう、どーしようもないねー。
四季の方針として、「はじめに作品ありき」なので、言葉を変えたらアカンわけで。

私が最初に観た『オペラ座の怪人』は、
クリスティーヌ  野村玲子
カルロッタ    塩田美奈子
なので、なんの違和感もなかったですが、
クリスティーヌって、“チビであること”が、とっても重要なんだー。

あーはっはっはっはっはっは、は
当分の間、笑いに飢えたら、こちらを拝見しに寄せてもらいまっさ(^^)
549583dc75 ともきち || 2008年 07月 30日 水曜日 || 編集

▼ ともきちさんへ

なんだか非常に楽しんでもらったようで、ありがとうございます。
名作にここまでツッコミ入れていいものかと、若干冷や汗垂らしながら記録書いていたのですが・・・

>四季の方針として、「はじめに作品ありき」なので、言葉を変えたらアカンわけで。

そうなんですよね。だから「チビ」発言はどうしようもないことなんですけど、それでも大きいクリスティーヌを何回も観ていると、非常にその言葉が気になってきちゃったのです・・・

>クリスティーヌって、“チビであること”が、とっても重要なんだー。

チビを求めるワケではありませんが(笑)、たまには大きいクリスティーヌじゃなくて、可愛らしい小さいクリスティーヌに会いたくなりますね。
野村クリスティーヌは、一体どんなクリスティーヌだったのでしょうか。一度観てみたかったです!!
99c6fa062e うちゃこ || 2008年 07月 30日 水曜日 || 編集
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