一つ、どうしても言わせてほしいことが。
なんで毎回クリスティーヌはあんなにデカいんだ。
わざとデカい人を選んでいるのか!?
デカいと、いい声が出るとか?
観ているこちらも圧倒されてしまうことが、しばしば・・・。
今回は、箇条書きでいろいろと感想&ツッコミを(爆)
●最初のオークションの場面、競売人のセリフで
「ちょっと灯りをつければ、昔の亡霊も逃げ出すことでありましょう!!」ていうところは、
あまり言い方に重さがなかった。
もうちょっと恐怖感を煽ってほしかったな。
ちょっと早口だったのかな?
●クリスティーヌのデカさについて。
まず、メグ・ジリーと並んだ時。
親子か、コレは。
そう疑ってしまうくらいの身長差。
身長差だけでなく、顔もメグは幼顔だし、クリスは大人っぽいから、
ますます親子。 若奥様とその子どもって感じ。
お互い、親友同士なのに・・・
メグ、めっちゃクリスティーヌを見上げて歌っているし。
クリス(母)「エ~ンジェルオブミュ~ジック 私をみつめているの~~♪」
メグ(娘)「それは、誰な~の~~♪(ひょっとして、ママの浮気相手?)」
結局、
二人の関係身長差が気になって、まともにこの場面を観れなかったなー。
そして、怪人の隠れ家にファントムと共に行ったクリスティーヌ。
『ザ・ミュージック・オブ・ナイト』でファントムがクリスティーヌに優しく歌いかける場面。
もう、二人が立っている姿を見ると、
クリスティーヌのデカさが気になって気になって・・・
もちろん、ファントムよりもクリスティーヌの方がデカい。
そして、ファントムが歌っている時、クリスティーヌがその歌声に誘われるように
正面を向いているファントムのところに引き寄せられ、客席に背を向ける形で
クリスティーヌがファントムに口づけをするような動きのところで・・・
クリスティーヌが思いっきりしゃがんだ。
しゃがんだ!!今、ファントムに顔を寄せるところで、クリスしゃがんだよ!!!
ファントムのクリスティーヌへの愛を感じるどころではないヨ!!
そうよね・・・・。クリスにとっては、ファントム小さかったんだよね・・・(遠い目)
更にその後、1幕終盤でラウルとクリスティーヌがファントムから逃げる場面。
ちなみに、ラウルとクリスの並びは・・・うんっ!!
ギリギリセーフ・・・かな★
良かった。ラウルとは一応互角くらいの身長で。
そして、オペラ座の屋上での、『オール・アイ・アスク・オブ・ユー』を
二人でドラマチックに歌った直後。
ラウル「あっはっははっははー(=▽=)」
クリス「ふふふふふふーーー(ラウルに凄い勢いで抱きつく)」
ラウル「っ!!
をあっっ!!? あ、はははーーー
(受け止めながら、クリスを抱き上げ、ぐるぐる回す)」
・・・・・。
今、明らかにクリスの迫力に圧倒されて、
うろたえた伯爵を見ましたが。
き・・・気のせいですよね。 気のせい・・・
カルロッタ 「私よりも、あの
チビがいい~~のねっ」
アンドレ・フィルマン
「シニョーーラ、違うっ!!!(゚Д゚;≡
(彼女は、むしろデカだ!!!)」
結局、プリマドンナの場面でアンドレとフィルマンは、クリスよりもカルロッタの方がいい
という意味で否定したんじゃなくて、
「チビ」という言葉を否定していたワケだ。
カルロッタ 「あなたの役は、セリフなしのはずよ。この、
チビがえる!」
アンドレ・フィルマン
「シニョーーラ、違うっ!!!(゚Д゚;≡
(彼女は、むしろデカがえるだ!!!)」
●高井ファントムの雰囲気は、何だか優しい父ちゃんという感じ。
『オペラ座の怪人』の「歌え!私の音楽の天使よ!!」のセリフは、
強さと優しさを感じた。
とにかく、セリフも歌も声が鼻にかかる。
あと、喉の調子が悪かったのかな。歌も演技も、あまりパワーを感じられなかった。
●伊藤クリスティーヌは、『オペラ座の怪人』の高い声がちょっとかすれていたかな。
でも、『ザ・ポイント・オブ・ノー・リターン』の劇中劇のところでは、
凄い色気を漂わせていた。 特に、歌い方に色気がある。
「私は感じる 二人の体が かぁらぁみぃあい~ ひとつに」
と、歌い方がうねるような感じで、色気が凄かった。
●北澤ラウルは、今までで一番優しくて愛情溢れる演技だった。
もちろん、
お約束の情熱的な暴走もアリだけど。
それにしても、素敵なラウルだった・・・。
『プリマ・ドンナ』での
「あなたのために幕があく そうプリマ・ドンナ ぜひ」
の歌唱での、力を込めた手つきが、とても魅力的だった。
あと、2幕の支配人のオフィスで
ラウルが「クリスティーヌまかせてくれ 恐れず僕の言うとおりに」と歌いながら
クリスの座る横でひざまずくところ。
こんな感じで、妙に後ろに伸ばされた足が、
かなりツボヒット!!(爆)
どんだけ深くアキレス腱伸ばししてるのよ!!
ひょっとして、
足の長さをアピールしているのか!!(笑)
●増田アンドレと青木フィルマンは、やはり馴染めない。
私にとって、寺田・小泉コンビの存在は大きいのだということを実感。
青木フィルマンは、ふてぶてしさはすごい出ているのだけれども、
フィルマンの感情があまり伝わってこなかったな。
雰囲気は、小泉フィルマンと似ているんだけどね。
●諸カルロッタは、
非常に可愛らしかった。
「私よりも あのチビがいい~~
のネっ!!」の言い方とかが妙にカワイイ。
嫌な雰囲気のないカルロッタだった。
●平良ブケーが、とても好印象だった。
いい声だったなぁ。
●アンサンブルに小泉正紀さんがいたのだが、いろんな場面でとてもいい味を
出していた。
「イル・ムート」の劇中劇の場面では、旦那様役をコミカルに上手に演じていたし、
「ドン・ファンの勝利」の劇中劇では、パッサリーノ(?)を丁寧に演じられていた。
渋くていい声で、とても存在感がある人だ。
●「マスカレード」の場面で、蝶の衣装を着た人がとても素敵に踊っていたのが印象的。
●高井さんが不調だったからか、観客はあまり熱くなかった。
う~~ん。
ツッコミすぎたかな(滝汗)
全体的には、少し物足りなさを感じた公演だった。
けれども、北澤ラウルは今まで観た中で一番良かった!!
現在は、村ファントムになっているが、私の母が村ファントムを観に行った。
母曰く、
「芝居はすごく淡々としていたけど、歌がとても上手くて良かった。」
あー。 渋くて、良い声なのだろうなぁ。
劇団四季55周年記念パーティでも、3人のファントムが勢ぞろいして、
少しずつ歌っていたけど。
(その時、北澤ラウルは何故か『ウェストサイド物語』の「クインテット」
【シャーク団側】とかに出てた 笑)
少し脱線な話になるけど、
それにしても55周年のあのメドレーは良かった!!
お気に入りは、ウェストサイド物語と『エビータ』の「飛躍に向かって」。
特に、エビータの方の
芝 清道・加藤敬二・松島勇気トリオの
かっこ良さと言ったら!!
やヴぁいっすよ。
芝さんは、見た目闇金の帝王っぽいけど、立ち姿も声も非常に渋くて良い。
そして、加藤さんと松島さんの踊りが、またかっこ良すぎる。
見ていない人は、是非上のリンク先で見てほしい。
話戻るが、村ファントムの感想を聞いていると、母がこんなことを言った。
「でもねー、私の前に座っていた人が、村さんのこと
「太ってて顔がデカかった」って言っていたのよねー。
私は、そんな風に思わなかったけど」
あのぉー・・・
村ファントムに、一体何を求めているんですか?
そもそも、ファントムっておっちゃんだよ?
中年太りしていても、おかしくないって。
ファントムがスリムでスラっとしていたら、むしろおかしい。
スリムでスラっとしたものを求めるなら、ラウルを見て味わえばいい。
というか、それ以前に、
村さんそんなに太ってないだろ!!
私はああいう渋いおじさん、めっちゃ好きだぞ!!
[2回]
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