サンテレビで阪神広島戦、NHKで北京五輪野球、
読売テレビで北京五輪ソフトボールと、マルチな観戦っぷりの私。
我ながら、凄い。
そして、阪神以外の五輪野球とソフトボールが、チャンスで全く打てないから
イライライライラする。
それらを観ながら書いちゃうこの記事。
とか書いている間に、阪神は何とか勝って、ソフトボールはサヨナラ勝ちだ。
おめでとう!!
更に、野球は6回表3アウトなのに
誰も気づかずに田中が1球投げたから笑ったわ(爆)
ていうか、
選手も審判も誰も3アウト気づかなかったのかよ!!
さて、今日は劇団四季の感想。
以前、記事でも書いたが、
劇団四季55周年記念パーティのメドレー動画は、是非いろんな人に観てほしい。
ファントムとクリスの3対3の歌唱対決とか、
北澤ラウルもご出演の『ウェストサイド物語』とか、『エビータ』の「飛躍に向かって」の
芝 清道・加藤敬二・松島勇気トリオとか!!
さて、今回も放置していた観劇記録消化。その第二弾。
7月12日(土)。
そう、その日、私と家族は京都にいた。
それは一見、OSKが好きな私にとっては普通のことのように思える。
OSK南座公演2日目だったのだから。
しかし、OSK公演がある南座の方ではない。
JR京都駅。
つまり、京都劇場。
つまり、
劇団四季の『ウェストサイド物語』(略してWSS)だ。
ああ、ああ、OSKファンの裏切り者とでも何とでも言ってくれ!!
でも、ちょっと言わせてもらうと、
4月の春のおどりの時くらいに南座の日程が発表されたと思うんだけど、
確かウェストサイドのチケット発売が2月だったんだよ。
チケット既に買った後だったんだよ!!
一度観てみたかったんだから、しょうがないじゃないの!!!
で、関西圏にお住まいの皆さんに更に言わせて貰うと、
『ウェストサイド物語』は、超名作だから観に行くべし。
12年ぶりに帰ってきたこの公演。
映画版のファンも多いと思うけど、それとはまた違う、生だからこその魅力がある。
31日が千秋楽だから、今の内に行かないと!!
ていうか、
感想書くのもたもたしているうちに
残り約10日で千秋楽ダヨ★
もうちょっとロングランしてほしかった!!
(京都劇場は劇団四季の専用劇場じゃないから、難しいんだろうけど)
劇団四季 京都劇場公演
ミュージカル
『ウェストサイド物語』
2008年2月11日(月・祝)開幕
【ジェット団】
リフ 松島勇気
トニー 福井晶一
アクション 西尾健治
A-ラブ 澤村明仁
ベイビー・ジョーン 大空卓鵬
スノーボーイ 岩崎晋也
ビッグ・ディール 萩原隆匡
ディーゼル キム スホ
ジーター 丹下博喜
グラジェラ 恒川 愛
ヴェルマ 村上 智
クラリス 井上あゆみ
ポーリン 山本奈央子
ミニー 荒木 舞
エニイ・ボディズ 石倉康子
|
【シャーク団】
マリア 苫田亜沙子
アニタ 団 こと葉
ロザリア 玉井明美
コンスェーロ 村上絵里子
テレシタ 高橋亜衣
フランシスカ 室井 優
エステラ 加藤久美子
マルガリータ 撫佐仁美
ベルナルド 望月龍平
チノ 玉城 任
ぺぺ 水原 俊
インディオ 神谷 凌
アンクシャス 徳永義満
ファノ 佐藤雅昭
ニブルス 斎藤洋一郎
|
【おとなたち】
ドック 山口嘉三
シュランク 勅使瓦武志
クラプキ 石原義文
グラッド・ハンド 丹下博喜
|
この公演。
何が素晴らしいかって、
プログラムがとても良い。
オペラ座の怪人の時は、関西の芸人やら著名人やらのコラムばっかりで、
肝心のあらすじとか内容についてがほとんど書かれていないという
ぼったくりっぷりだったのだが、今回は違う!!
なんと、ストーリーが丁寧に書かれているのだ。
場面ごとに。丁寧に。
コラムも浅利さんや作曲家の先生などの舞台専門家たちや
文を書くのが上手な作家さんたちが揃っていて、
とても読み応えのある内容。
ダンサー二人の対談っていうのも、面白かった。
いやーー。 かなり満足。
最初から、こういうプログラムを作ってよ。
このミュージカルの内容の素晴らしさは言うまでもないし、後日観劇後に詳しく
書こうと思うので、今回は出演者の感想を中心に書く。
ちなみに、あらすじはウィキペディアの
こちらを参照してね。
●トニー(福井さん)
正直、見た目からして既に若者を脱している感があって、妙な説得力だった。
リフ「オレは決っっ闘をするんだっっ!!一緒についてきてくれよぅ!!」
トニー「・・・もうそんなことやめろよ、リフ。
(いつまで子どもっぽいことをしているんだよ・・・)」
トニー
>>リフ という身長差も手伝って、リフがとってもガキっぽくて、
トニーが世話焼きロマンチストな
おっちゃんだったように感じた。
と、このように書くと悪い印象を抱かせてしまっているかもしれないが、とんでもない。
大人な包容力は本物だし、何しろこの福井さん、非常に歌がいいのだ。
とても優しくて柔らかくて甘い歌声。
高音も、ちょっとキツイところがあったかもしれないが、透明感があって綺麗。
その歌声には、純粋なトニーの心を感じさせられた。
マリアも、そんな優しいトニーの心がこもった歌声に包まれて幸せそうな感じで、
二人の歌う『トゥナイト』は、耳の中に幸せな音波がじんわり響いてきて、
その余韻がまた心地良かった。
あと、マリアとベッドで横になる場面は、何かあんまり色っぽくなくて、
横でごろんと添い寝するお母ちゃんっぽかった(爆)
母が観劇後に「この人のファントムを観てみたいわ。合うと思うんだけどなー」
と言っていた。
確かに、観てみたいかも。
●マリア(苫田さん)
マリアじゃなくて
マリオって書き間違えちゃったよ orz
(レぇ~ベルア~~ップ★)
苫田さんは初めて観たのだけれども、とても素敵な歌声で、可愛らしくて良い。
純粋で可愛らしいだけじゃなく、とても芯が強くてたくましいマリアを好演していた。
表情と演技が、とてもいい。
私はこの人の演じる『オペラ座の怪人』のクリスティーヌが観てみたいよ。
最後の場面で、愛するトニーが目の前で死んでしまい、怒りと悲しみに暮れるマリア。
でも、決して怒りと悲しみに我を忘れてぶちまけるのではなく、
手にした銃の引き金を誰にも、自分にも引くことなく、連れて行かれる
トニーの後ろを気丈に歩いていくマリアの後ろ姿には、胸が熱くなった。
自分のことや、友だちのことや、死んだトニーやお兄ちゃんのことや、
いろんな人たちのことを大切に想っているからこそ、
憎しみは何も生み出さないということを自らの姿で、言葉で精一杯に伝えるマリア。
マリアは、本当に素敵だ。
●ベルナルド(望月さん)
切れ味鋭い踊りと表情が印象的。
リフと同じくらいの背の高さ(爆)で、バランスはいいのかもしれないが・・・
正直、あんまり好みじゃなかったからか、印象に残らなかった。スマン!!
演技もなぁ・・・。ちょっと微妙だったな。
お兄ちゃんっぽくないし、ただのツンツンしたヤクザって感じで、あんまりリーダーには
見えないし。
もう1回観たら、また印象変わるかもしれないが。
でも、確かに踊りは切れ味あって上手かった。
次回は、加藤さんのベルナルドを観たいな・・・。
もう戻ってきてくれないのかしら。加藤さん(涙)
●リフ(松島さん)
流石、踊りが上手い。
身長そんなに高くないのに、とてもダイナミックな踊りで、魅力的。
●アニタ(団こと葉さん)
この人が凄まじかった。素晴らしかった。
非常に踊りが達者で、歌も低音の響きが綺麗で上手くて、
情熱的で温かい芝居を魅せてくれて、もう本当に全てが最高に良かった。
愛するベルナルドを見つめる時の幸せそうな様子、マリアを大切に想い温かく接する
母のような優しさ、ジェット団の男たちのところに乗り込む強さ。
そんなアニタの姿が、心の中に焼きついて離れない。
踊りは、とても長い手足を生かしたダイナミックなもので、色気も漂っていて
非常に魅力的だった。
母も私も、観劇後はとにかく「アニタが良かった!!アニタ素晴らしい!!」と大絶賛。
団さんのアニタを、もっと観たいね!!!
でも、そう言っている間に樋口さんになっちゃったけどね!!
次回は樋口さんかな!?
他は、アクションの西尾さんとベイビー・ジョーン(?)の大空さんが印象に残ったかな。
あと、グラッド・ハンド(笑)
来週、あと1回の観劇が決まっている。 WSS観劇2回目。
千秋楽前の特別カーテンコールを経験したことがないので、楽しみ。
ていうか、
五輪の野球の展開がダルすぎるってーの!!(´д`;)
(まだ観ていたのかよ)[0回]
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