昨日夜。
母が私のところに、小包を持ってやってきた。
母「何か、アンタに小包が届いているよ・・・。
高世麻央っていうモノが」
ハ イ ? (゜А゜ )
母「(軽く振る)・・・・。 何か、カタカタ鳴っているけど」
そりゃあ、品名に「高世麻央」とか人物名書いていたら、不審に思うだろうけど、
そんなあからさまに怪しいブツを扱うようにしなくても・・・
開けてみたら、そろそろ来ると思っていた『Stardust Revue』のDVDが入っていた。
高世さんが入っていなくてがっかり。
ちなみに、今回はDVD予約特典であるサイン入りのもので、私は高世さんのサインを
注文したから、品名が高世さんになったのだろう。
(折原さんのサインにしようかどうか、相当販売カウンターで迷ったんだけれども、
今回の作品は高世さんの存在感が凄まじかったので、高世さんにした)
ここからは、DVDを観てのちょこっと感想。
辛口注意。
早速、先程DVDを観たのだが、やはり前回のスタダスレビューと比べると、
全体的な内容のクオリティが上がっている。
前はあんまり面白くない場面と非常に面白い場面の落差が激しくて、かなりムラのある
内容だったのだが、
今回はどの場面を観ても、ほとんど飽きることなく楽しめる。
音楽の選曲も、かなり良い。
ただ、生で観た時にも感じたが、春咲さんの不在が痛い。
特に「ソーフルート」の場面で感じた。
大人なゆとり・切なさが感じられる肉感的色気を持つ春咲さんって、
本当に貴重な存在だったのだね。
野獣系色気のことりちゃんと、ふんわり清楚でクリアな切れ味美女の折原さんでも、
なかなか埋められない穴もあるのかと思ってしまったのだが。
これが再演の難しさだな。
まー、でもこれはこれで、タイプの違うことりちゃんと折原さんの色気を
堪能できるのだから、良しとしましょう。
ちなみに、その次の場面の「スイングマン」の振りは、改悪だと私は思う。
曲の長さは一緒のはずなのに、DVDを観てみるとすごく長い場面に感じた。
前の「スイングマン」では、あっという間の場面と思っていたのだが。
一緒に観ていた弟曰く、「コミカルなネタに走りすぎた振り」。
ちょっと、単調かな。
何よりも、前やったことを再びやるだけでなく、しっかり新しい場面をつけたことは、
とても評価できること。
私の中で「?」だった場面が、「!!」な場面に変化したことが、嬉しかった。
しかし、それにしても・・・・うーーーーーん。
あまりこういう文句を言いたくないんだけど・・・・・・・
撮り方、編集がひどい。
エンターテイメントに特化した事業がしたとは思えない仕事だな。
せっかくクリアで美しい画像になったのはいいけど、
顔どアップばっかりの画面、
すぐにコロコロ切り替わるカメラワークは、
お願いだから、何 と か し て 下 さ い 。
角度変えて、いろんな人の個別画像を撮りゃあいいってもんじゃない。
クリアな画像なんだから、ちょっと引いた全体の映像を流しても、顔とか分かるし。
顔ばっかり追いかけて撮っているもんだから、画面がぶれて結果的に見えにくいし。
別に、スターの顔面だけが見たくて、DVD買ったわけではないし。
劇団員さんたちは、顔面で踊っているわけじゃないんだよ。
全身使って、いろんなものを表現しているんだよ。
あと、トップさんだけじゃなくて、他のいろんな劇団員さんたちを見たいから、
引いた画像が見たいんだよ。
作品が良くても、撮影の仕方、DVDの編集が悪かったら、その作品のDVDは台無しに
なるということを、そろそろ本気で考えてほしい。
作品の魅力を潰すことのないDVDは、作れるはずだ。
DVDが生の観劇に敵わないことは、分かりきったことだ。
しかし、最低でも、生で観た人たちが生の興奮を思い出し、じんわりと味わえるような、
初めて観る人でも素直に楽しめるような、そんなDVDであってほしい。
それだけの価値が、OSKの舞台にはあるのだから。
[6回]
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