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セイなるカンゲキロク

~舞台・芝居などの観劇記録です。OSKや劇団四季が中心かな?~ 
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ダンディを観に行った。



桐生さんの甘い色気が、凄まじかったな。

男役さんたち、みんなかっこ良かった。


これは、本当に観る価値があった。

序盤観て、絶対にこれは友だちか家族か誘って、明日も観に行くべきだと思った。













問題は、

中盤終わった後にある、トークコーナー。


熱が・・・かなり冷めた。


まぁ、しかしそれにしても、トーク時間を除いては
あっという間の1時間15分だった。




OSKカルチェラタン「世界館」11月 リバイバル公演

『ダンディ』


桐生 麻耶・貴城 優希・桂稀 けいと・蒼音 淳・真麻 里都・楊 琳・
悠浦 あやと・愛瀬 光・篁 汐音 




一部(笑)、辛口。 ネタバレ注意!!






ちなみに、私は初演も再演も観劇してなくて、DVDも観ていない。

だから、今回が初ダンディだったのだが、男役さんのかっこいい姿を味わえたので、
まぁ、満足。


場面ごとにちょっと感想。




●スーツもの

プログラムみたいなものの配布がなかったので、大まかなプログラム表記で(汗)


これは一番最初のオープニングだけど、今回の公演で一番素晴らしかった場面。
特に、白スーツの桐生さんが色気を振りまいてかっこよかったが、
他のメンバーももちろんかっこよかった。

特に、久しぶりに生で観たけいと君が、目線に色気があって素敵だと感じた。

客席降りもあったけど、その時は貴城さんが目線バシバシ飛ばしまくりで、
客席のテンションがかなり上がった。
貴城さんは、感情や動きを抑えたクールな雰囲気で、一瞬フッと見せる笑みが魅力的。

やはり、男役スーツはかっこ良すぎる。



●柔軟踊り

とにかく、貴城さんを始めとするメンバーが、黒いヒラヒラ系衣装で
柔らかい体を駆使して、足を真上に上げたり開脚したりして踊る。

ゆったりとした音楽、流れの中で様々な柔軟ポーズが繰り出され、男役さんたちの
柔軟さに見とれた。
特に、貴城さんは今まで柔軟というイメージがなかったから、
足真上でキープした時は驚いた。



●アメリカン

桐生ボーイが好きな女の子はポーラちゃん。
アメリカの卒業パーティのダンスで踊るパートナーになってほしいのだが、
先日ケンカしたこともあり、うまく切り出せない。
そんな桐生ボーイを応援して、いざダンスパーティへ・・・という、
アメリカン男の友情物語の芝居がらみの場面。

男役の皆さんがポーラのモノマネとかで、女の子の声や身振りをするのだが、
歌や踊りのところでも女真似のところがあったりして、やりすぎのような気がする。
みんな内股だし(爆)

まぁ、楽しい場面なのはいいのだが、コメディ系に走りすぎてアメリカンボーイの
かっこいい踊りや歌があまりなかったことが残念。

特に、楊さんが結構面白い味を出していたように感じた。

その後、みんなと別れた貴城さんが、赤い水玉の服を着た女の子(あやと君かな!?)と
待ち合わせをして、夜の暗がりの中でラブラブに歌う。
ここの『ラブミーテンダー』は、なかなか素敵だった。
客席降りた貴城さんは、スポットライトに照らされて、ギラギラに輝いていた。

「どこに行きたい?」と聞く貴城さんに、あやと君が「どこでもいい・・・♪」とボソっと囁いて、
めちゃくちゃ可愛かった。
ていうか、赤い水玉服と白縁でか眼鏡とリボンが、普通に似合っていた。


●ダンスパーチー

めっちゃ華やかなヒラヒラ衣装で、桐生ボーイたちが華麗に歌い踊る。
というか、こんなヒラヒラなレビュー衣装で、アメリカンたちは踊るのか!?

この場面では、桐生さんとの歌のみのデュエットでポーラの歌声も流れていたが、
前回は水無月さんのポーラだったらしいのだが、今回は・・・多分・・・めいちゃん?
間違っていたら、訂正しますが。
若々しい、可憐な歌声だった。


そして、この後は、


●トークコーナー

劇団員さんたちが、今回の公演の意気込みやダンディについて、語る。


・・・しっかし、なんでOSKって劇団員さんたちにしゃべらせるのが大好きなんだろう。

劇団員さんたちのトークが嫌いとか、しゃべりがどうとか言っているんじゃなくて、

正直、ショーの盛り上がりや流れが見事に断ち切られるから、

いらない。


いや、何回も言うけど、本当にトークコーナーいらないよ。
人数も多めなんだから、だれるだれる。

ここまで、せっかく素敵な展開を繰り広げていたのに、このトークがあることで、
この公演が男役決起集会 に様変わり★
ここまでのショーは、そのイベントの一部にすぎないかのような展開になりかねんぞ。
トークの長さは実質どれくらいのものかはわからんが、
この公演のメインと勘違いしそうな長さを感じたことは確か。
それまでの展開が素敵で、あっという間だったからこそ、そのように感じるのだろう。

トークでカバーしないと公演時間を保てないとか、そういう考えじゃないよね?
こんなコーナー作るくらいなら、なしで踊りや歌だけを凝縮させて1時間の方が
いいんじゃないかな。

あと、トークって一人の持ち時間決まっていたりする? 一人2分とか。
ショーの間のトークなんだから、簡潔にまとめてほしいな。
やるんだったら、一言ずつにしてくれ!!
公演名でもある「ダンディ」について述べようとする人がほどんどだったけど、
ダンディっていう言葉の解釈って意外と曖昧で深いのに、みんなそれを真面目に
語っちゃおうとするから、結局話がこじれちゃって、
私はあまり理解しきれなかった部分がある(爆)

宝塚の『ダンディズム』みたいに、「ダンディ~それはークラーク・ゲーブル~♪」とか、
自分たちの思うダンディとは・・・ってやつを軽く歌や踊りにすれば楽しめるだろうに。


トークの内容の感想。

蒼音さんが「卵のような男役さんになりたい」というのを聞いて、
既に見事な卵型のお顔じゃないですかと、
心の中で突っ込んでいたのだが、そうか・・・。
様々な料理になる卵のように、変幻自在な男役さんになりたいということか(鼻血)

楊さんが「いろんな色が出せる男役さんになりたい」って言ったところで客席から
笑いが起きていて、出演者一同が「???」となって理解できていなかったのだが、
あれは多分蒼音さんと同じような趣旨のことを言っていたからではないかな?

あやと君は、タイタニックのディカプリオが、ヒロインを黒燕尾姿でエスコートする姿が
すごくかっこよくてダンディだと思ったらしいが・・・・・・。
アレ、そんなにダンディだったっけ?
あやと君は熱のこもった言い方だったから、ディカちゃんのファンなのかな。

それこそ、レットバトラーのクラーク・ゲーブルとか、007シリーズの
ショーン・コネリーとか、スターウォーズのハリソン・フォードとかに
私はダンディを感じるのだが・・・

ダンディって、人それぞれなんだなぁ。


ちなみに、下級生なのに話がまとまっていたと感じたのは、しおん君かな。
あやと君もわかりやすかったかもしれないが。
まー、あのトークは下級生たち大変だと思うわ・・・



●黒燕尾

ここもかっこよかった!!
黒燕尾は、やはり男役の王道だな。
ちょっと振りが燕尾っぽくないなぁと感じるところもあったけど・・・


で、ラストのパレードでは、その黒燕尾の雰囲気や衣装そのままに、お辞儀の後で
ポーズをしてはける展開。

貴城さんの軽い投げキッスやら、けいと君の斜め横を向いて手を上げる振りやら、
楊さんの髪を前から後ろに上げる仕草やら、真麻さんやしおん君の流し目やら、
みんなかっこいいポーズなのだが、
やはり一番最後にゆったりと登場して、ゆったりとお辞儀をして、
スっと静かに手を横に上げる桐生さんの姿が、とてもダンディだった。
クールに微笑むその表情も、男の優しさやら色気に満ちていて、非常に良い。
本当に、OSKの中で桐生さんが一番ダンディだよ。

ダンディというのは、『静』の動きの中で自然とにじみ出てくる、男の色気だね。


あと、この後のカーテンコールの時の笑える展開が好き。



今回の公演の総評。
世界館公演の中では良作だが、こんなに美味しいテーマなのに
十分に活かしきれていないので、それが残念。
でも、水も滴る桐生さんの男の色気が味わえて、とても充実した時を過ごせた。
そして、全員の表情がとても生き生きして良かった。
群舞も全員ビシっと揃っていて、見事。

曲は全部いい。
特にプロローグのスーツの場面の音楽は、大好き。

次に、劇団員さんについて。

楊さんの表情が、とても良くなっている。 
クールな表情、明るい表情どちらも魅力的になってきている。
最下級生3人組は、全員目力があっていいね。
けいと君は、男役のいい雰囲気を持っている。 クールな色気がいい。
アメリカンな場面での電車女性アナウンスの物真似が、すごく笑えた。


この公演を経て、皆さんますます男役に磨きがかかるであろう。
これからの飛躍が、とても楽しみ。



あと、劇団員さんたちのために言わせてもらうが、
暖房効きすぎのような気がする。

出演者みんな汗だくすぎるよ(笑)

ちょっと暖房抑えても、観客大丈夫でしょう。
・・・え。無理?




今回のリバイバル3作は、DVDの予約発売が既に世界館で行なわれている。
各5000円か・・・・・。 うぅ。

高く感じるのは、私のお財布状況が悲惨だからだろうか・・・


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