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セイなるカンゲキロク

~舞台・芝居などの観劇記録です。OSKや劇団四季が中心かな?~ 
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今更振り返るなよ。



しかも、こっそり記事をアップするなよ・・・・



って話ですが、観劇したのに記録していなかったものが結構ありましたので、
ちょこっとずつ感想を書きながら、私なりに★での点数評価をしていきたいと思います。

(★は五段階評価。★5個が満点・・・かな)

 ☆→0.5点

観劇記録のある舞台は、その記事へのリンクを貼っています。








2008年の観劇まとめ



●大阪松竹座『初春大歌舞伎 夜の部』 (1月)
 一、弁慶上使 二、吉野山 三、封印切
         ★★★★

 初歌舞伎であったが、歌舞伎の王道らしい展開のもの、華やかなもの、人情話など、
 それぞれ異なる味わいで、とても楽しめた。



『世界館特別公演 北原沙織ラストコンサート 
  エトワール ~輝ける夢を抱いて~』
   (1/18?)
    ★★★☆

 高世さん、緋波さん、北原さんトリオのタンゴが、非常に熱かった。


 

●宝塚宙組『黎明の風/PASSION愛の旅』 宝塚大劇場
                 (2/24、3/9の2回観劇)
    ★★★★☆

 久しぶりに、宝塚作品で満足できた。 轟さんファンとしても、納得の内容。
 ミュージカルは白州次郎さんの話だったが、戦後の激動の時代を熱くたくましく生きた
 男たちの姿には、本当に心揺さぶられた。
 客席に男の人たちが多かったことも、印象に残っている。
 私は、こういう真っすぐに生き抜く男たちの話は、大好きだ。
 こういう和物ミュージカルも良い。
 日本って、素晴らしいね。 

 ショーも、なかなか楽しめた。
 宝塚初観劇3人の友だちが、みんなで「パッショ~ン♪」と歌いながら帰っていた(爆)
 宙組生徒さんと専科の轟さんの使い方のバランスも良かったと思う。
 陽月さんの不在は痛かったが、代役の方たちも奮闘されていた。
 それよりも、温かくて貫禄のある演技が光る美郷真也さんの退団が、痛すぎる。



●ブロードウェイミュージカル『ペテン師と詐欺師』
 全国ツアー 兵庫県立芸術文化センター 大ホール
 鹿賀丈史 市村正親 ソニン 愛華みれ 香寿たつき 他
                                        ★★★☆

 面白かったんだけど、あまり記憶に残らなかった。
 鹿賀さんと市村さんが、やっぱり渋くてイイ男なんだよね。
 生では初めて見たけど、イイ男。
 舞台全体が彼ら一色になって、客席も舞台も彼らの醸し出す空気で飲み込んでしまう。
 舞台の上に立っていることが自然すぎる。軽々と全てこなしてしまう。
 二人ともお互いのことをよく理解していて、阿吽の呼吸でテンポが良すぎ。

 ただ、二人ともセリフが聞き取りにくかったのが残念。
 この芝居に慣れすぎているからか? 元々そういうしゃべり方なのか?
 元劇団四季の二人なのに・・・。
 あと、ソニンはなかなか凄い。 存在感あって、素晴らしい出来。
 歌手よりも舞台女優が向いている。



OSK『春のおどり』 大阪松竹座 (4/18、20、26)   ★★★★
 
 一部の内容は微妙だったが、二部は素晴らしい出来だった。
 曲も良いし、踊りが熱い!!



●OSK『2つの星の物語~Good or Bad?~』 そごう劇場 (5/24) ★★★

 どんどん堕ちてゆけ~~~♪(BY:チャーミング堕天使)
 高世堕天使を見て、「お前はバイキン●ンか」と思ってしまったのは、秘密。
 フィナーレナンバーで、ヒップホップな雰囲気で踊っていためいちゃんが、素敵だった。
 この公演自体、悪い印象はないけれどもね。
 軽い雰囲気で楽に面白く観れたとは思う。
 あー、なんかそういえば、堕天使高世さんが黒い爆弾みたいなの投げる場面が
 あったけど、ちょっと油断してボーっとしている時に、私のすぐ前にそれが来て、
 一瞬黒い砲丸が飛んできたのかと思って、
 一人すっっっっごくビビってた。
 多分、当時そごう劇場で爆弾の場面で、20cmくらいビクって飛び上がった
 変な人を見かけていたら、それは私です。
 アレ、物凄い殺傷能力のある凶器に見えたんですって(涙)



OSK『高石公演 OSK REVUE SHOW』  
           たかいし市民文化会館アプラホール(6/7)
  ★★
 
 内容があまり好みではなかったし、企画や構成があまり良くなかった。



高島屋ステージドレスフェアOSKミニレヴューショー (6/15)    ★★★

 ここに入れようかどうか迷ったけど、一応入れよう(笑)
 期待していなかった分、なかなか充実した内容で、とても良かった。
 桜花さんと折原さんの美しさは、もっと広い場所で披露すべし。



劇団四季『ウェストサイド物語』 京都劇場 (7/12、8/26) ★★★★★

 曲、踊り、全てが素晴らしすぎた。
 全国ツアーが春から始まるが、絶対に観に行く。



OSK『レビューin KYOTO Ⅱ』 京都南座 (7/13、19、21) ★★★★

 一部はネタ。 
 もちろん、薫君と匂宮の美しさは、非常に観る価値があったけれどもね。
 二部は観れば観るほど楽しめるショーだった。曲も良かった。



●演劇農耕者『新羅生門』 ウイングフィールド (7/20)    ★★☆

 知り合いが出演したので、観劇。
 どす暗い内容で、正直好みではなかった。
 しかし、小劇団ならではの熱さがあり、舞台美術の工夫が面白い舞台であった。
 演技も、なかなか良い。



●宝塚雪組『ソロモンの指輪/マリポーサの花』 宝塚大劇場 
                                    (9/13)   ★★★☆

 ソロモンの指輪は、荻田先生らしく濃いのだけれども、30分という時間では短すぎて
 うまく消化できなかった。 
 もちろん、演出や舞台美術は素晴らしいけれど。
 結局、残り30分は正塚さんに強奪されたのか?(爆)

 二部は、ミュージカルというよりは、ストリートプレイの芝居。
 宝塚のミュージカルとしては、かなり異色な作品となっていた。
 プロローグと芝居終盤の戦いの場面くらいしか
 歌と踊りがないという、凄まじい印象。

 内容は悪くなかったし、戦いの場面やフィナーレナンバーは良かったので、
 作品自体の評価はそこまで悪くはないが、ほぼストリートプレイが約1時間45分
 続くので、宝塚のミュージカルとして考えると、しんどい。
 隣の母は、途中でリタイアして寝てた。
 こんな変則的な作りにせず、一部で芝居して二部で荻田先生のショーを
 存分に魅せてくれた方が、宝塚の公演としては成功しただろうに。

 そして、山科愛ちゃんの退団・・・・。非常に悲しかった。
 『デパートメントストア』の可愛らしい坊やは、忘れないよ。



●OSK 武生公演 一部 二部 (10/4、18、11/1、8。多分)  ★★★★

 あれ・・・。なんか、当時書いた記録読み直したら、
 そこまで評価されるような内容だったのかという疑問が
 わき上がってきた(゜ω゜;)

 今の気持ちとしては、この作品の評価は4つ星なんだけどな。
 ・・・・・。あー。客観的に冷静に考えると、星3つ半かも。
 1部は、観れば観る程光源氏の色気や儚い恋物語に心惹かれていく内容。
 2部は、わらべ姿の劇団員さんたちを面白く可愛らしく感じ、フィナーレナンバーで
 モヤモヤっとした気持ちを全て吹き飛ばされてしまう内容。
 評価が上がった理由としては、恐らく音楽が良かったことと
 フィナーレナンバーでのラテンの場面が素晴らしすぎたということだろう。



●G-フォレスタ『二重心臓』 洋館S邸 (10/12)       ★★★☆

 神戸で一般公開されていない、個人宅である洋館S邸。
 その中で公演が行なわれるという、今までに体験したことのない観劇だった。
 洋館という限られた空間。 役者と、約20人くらいの観客。
 部屋そのものが舞台で、事件やら人の密かなやりとりがまさに目の前で行なわれ、
 興奮の連続だった。
 役者が近い!! そして、洋館の雰囲気やアンティークな品々が魅力的!!
 思い出すと、あの濃密な空間の味わいが甦る。
 公演の余韻が、今もなお残っているのだろうか・・・。
 これだけ、舞台空間そのものの印象が鮮明に残る公演も、なかなかないだろう。

 夢野久作さんのかなり昔の小説が原作だが、
 その世界観が見事に今回の洋館にハマった。
 セリフは原作に忠実らしく、衣装も昔なつかしレトロな雰囲気でこだわりが感じられる。
 ただ、セリフがわかりにくいところがあり、理解が追いつかない時もあったことが残念。
 あと、終盤で休憩時間中に犯人当てクイズがあったのだが、母は見事に当てていた。
 けど、他にも正解者がいて、惜しくも景品はもらえず!!
 ちなみに、私は犯人当てクイズの犯人に選んだ理由の記述が面白かった
 『特別賞』になりかけたが、結局他の人に取られてしまった。

 結果的に、親子で少し不満の残る公演になった。(ヲイ)

 この舞台の予習をしようと夢野久作さんの『少女地獄』を読んだのだが、
 とても濃厚な女性たちと、彼女たちを中心に起こる事件の数々は、
 危険でドロドロしていながらも魅力的で、非常に面白かった。



キャラメルボックス『君の心臓の鼓動が聞こえる場所 
                 新神戸オリエンタル劇場 (11/11)  ★★★★

 キャラメルボックスは初観劇だったが、心温まるストーリーでじんわり感動した。
 役者が皆さん良い。
 あと、芝居前の導入部分的な、観劇の際の約束事などの芝居が面白かった。
 ただ、同じような曲がどの場面でもずっと流れているという形式は、
 あまり好きではない。
 内容の詳しくは、こちらでどうぞ。



劇団四季『ブラックコメディ』 京都劇場 (11/16)    ★★★☆

 期待が先走りすぎてしまったことが、私自身の何よりの失敗。
 内容はとても面白かったのだが、2階席だったことと時々薄暗い中で演技することが
 原因で、よく見えないことがあり、ちょっとしんどかった。
 「大笑いした」とかのレビューがチラシなどに書かれていたが、そこまで笑えず。
 クスっと楽しむくらい。
 1階席だったら、感じる雰囲気がもっと違っていたのかも。
 


OSK『ダンディ』 OSK世界館  (11/29)        ★★★☆

 企画はいい。 トークの場面を何とかして下さい。
 トークが悪かったとかじゃなくて、私はトークよりも踊りとかが観たいので。



OSK『Stardust Revue』 OSK世界館 (12/6)    ★★★★

 非常に良い再演だった。前回の公演で良かった場面はそのままに、
 イマイチだと思っていた場面が改変されていて、その場面たちもなかなか
 充実した内容だった。
 高世さんのかっこ良さはもちろん、娘役たちの可憐でたくましい姿を堪能できた。



●劇団四季『オペラ座の怪人』(1/192/96/218/23、11/15) ★★★★★
 
 何度観ても、新たな発見を見つけたり、いろんなキャストさんの役作りを楽しんだりと
 飽きることがない舞台だった。
 音楽、舞台装置、ストーリー、どれも見事。
 結局、オペラ座は一昨年観劇分と合わせて合計7回観劇している。

 この前観た村さんファントムは、優しくて渋い父ちゃんファントムだった。







●ミュージカル・芝居大賞
 

 宙組『黎明の風』

 傑作。 日本人で良かったと感じさせてくれる。
 ミュージカルでここまで熱く、激しく感動して号泣したのは久しぶり。
 というか、もしかして初めて?
 日本の政治家は、この作品を観て自らの姿を見つめなおしてほしい。
 ちなみに、作品内で吉田茂の孫話が出て、「名前は太郎がいい」と言われてた(笑)
 首相・・・・。しんどい状況だけど、今世界は大変なことになっているんだから
 頑張っておくれよ・・・。



●レビュー・ショー 賞

 OSK春のおどり 第二部 『Dream Step!』

 「レビュー少々」ではないヨ★
 大賞・・・とまではいかないかも。
 観ていて、本当に楽しめたし、元気になれた。 音楽も良かった。



●迷作大賞

 OSK『高石公演 OSK REVUE SHOW』 

 企画が悪い。 これに尽きる。



●ネタ大賞

 OSK『レビューin KYOTO Ⅱ』 一部

 結果的に、ネタとして楽しませてもらいました(爆)



●MVP

☆轟悠さん 『黎明の風/PASSION愛の旅』の演技、ダンス、歌。
 黎明の風で、その存在感を遺憾なく発揮。 脳裏に残る名演技だった。
 これくらい存在感のある生徒さんが出ることを、望む。

☆佐野正幸さん 『オペラ座の怪人』
 佐野ファントム、最高。

☆高世麻央さん
 春のおどりや武生公演などでの活躍、見事だった。
 桜花さんをしっかりと支えてくれる2番手さん。
 この二人のワンツーコンビが、本当に魅力的。今後がますます楽しみ。


●特別賞

☆春咲巴香さん
 元気で可愛らしい表情、危ない色気漂う切れ味鋭い踊りは、本当に魅力的だった。
 脳裏に焼きつく、その愛らしい姿。忘れない。
 
☆水無月じゅんさん
 聞き手を優しく包み込むような、心温まる、素晴らしい歌声だった。
 今後の活躍も、期待しています。





い、やぁ~。
こうして書いてみると、いろんなものを観たんだなぁ。

昨年は意外とジャンルが幅広かったかも。


感想書いていなかった公演もまとめて評価したら、いろいろ感想書かなくて済むし
簡潔に記事を作れるぜヒャッホーイって思っていたら、
そ う で も な か っ た 。

観劇後は、できるだけすぐに感想を書きましょうね。 自分。


(2009.3.14 記事完成)

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