セイなるカンゲキロク

 
OSK南座公演は昨年は観劇していないので、２年ぶりとなります。

土日の夜公演を２回観劇しました。




この度の公演ですが、非常にもったいないことをしていますね。


素晴らしいのに酷過ぎる。

観劇中に考えさせられ悩まされ、疲労感が残りました。
（要は、脳内でツッコミし疲れたんだよ・・・）



私としては、
１部は６５点。２部は０点です。

ちなみに、劇団員の皆さんには、２００点くらいをあげたい。

一人ひとりの技術が上がって、群舞等もまとまっていて素晴らしい内容。
舞台上は、熱意と気迫に満ち溢れていました。




とりあえず、２部の１９場『虹の街』の場面は、消そうか。

愛と夢と希望をみんなに与える舞台、ショーで、今こういうものを作って歌わせたら、
そりゃあもう、完全アウトだと思うよ。　私は。

誰もこの歌に対して、反対しなかったのかな？
それが不思議でしょうがないんだけど。

この場面がなかったら、私の評価はここまで下がることはなかった。
６０点くらいは保たれていたと思う。




一体、何の為にショーがあるのか。　何の為に踊りや歌があるのか。

改めて、考えさせられる。



草野先生はOSKの演出をするのは初めてらしいけれども、
『ジャンクション２４』、『バロック千一夜』、『火の鳥』とか、
素敵な作品も作っているから、非常に残念だな。

ああ、場面ごとの出来に相当なムラがあるのは、
いつものことだと思います。　

褐色肌フェチなのも、やたらとボロ布着せたがるのも、変なナレーションつけるのも
標準装備です。

全体的な内容的に考えると、草野先生は至って通常運転でした。



しかしながら、言わせてもらいます。
今回の公演は要らないもの、余計なものがやたらと多すぎます。


２部の内容感想を熟語で表すとすれば、

蛇足。

 



・美砂のまり姐さんが、歌唱力大幅アップしていた。
土曜日一番の衝撃。
弟と共に大きな衝撃を受けた。
ブルーパンサー効果なのか！？
元から上手かったのに、私たちが気付いていなかっただけ！？


・１部４場のセレナーデで、灯籠と共にいる遊女たちが美しかった。
・・・・・中でも、
折原さんの、しっとりとした美しさが、暗闇と灯籠の灯りの中で、
ふんわり浮かんでいて、さらっと左肩に流したおさげの髪型もツボヒットすぎて
桜花信長とことり濃姫を案内するような手つき、所作が美しすぎて
あーもーとにかく大好きです。


・めいちゃんがもっと前に出て、元気な笑顔と踊りを振り撒いてくれますようにっていう
私の願いが、ちょっと叶いました。
ありがとう、織姫と彦星。
影ソロとかコーラスでも活躍してたけど、やっぱりこの人は踊れるし可愛いんだから
もっと前に出て欲しいんだよね。

そして、２部のめいちゃんエトワールで、
体内のいろんなものが浄化された。

この公演で一番激しく拍手したのは、このエトワール直後だったんじゃないかな。


・舞美りらちゃんの少年ペペ可愛すぎ。
早速、こういう役貰っちゃって、しかもしっかりとこなしちゃうなんて、
あんたどんだけできる子やねん・・・。

それにしても、相当プッシュされているなぁ。



・チェリーガールズのこの度のお仕事　⇒　カッパ


帰り道にて、

母「ちょっと！チェリーガールズの場面なかったじゃない！！」
私「いや・・・あの、カッパの場面ｇ」
母「はぁ！？？アレ？　ええええ！？？　他は！？」
私「ええっと・・・・・・カッパ・・・・・・・」　

母「はあぁぁぁぁ！？（゜Д゜#）　　何で！？」

という感じに、母に怒られました（涙）
チェリーガールズの場面をそんなに楽しみにしていたなんて・・・
こころちゃんが退団した後だから、しょうがないのかな。
それにしても、カッパはないとは思うけど。

ちなみに、私はくるみちゃんの踊りが好き。
キレ味あると思う。
母は明日華さんのダイナミックな踊りが大好きということ。




・炎の中からナポレオン。（桜花信長の仕業）

出てきた瞬間、三度見した。
最初見た時は、桜花さんがうっかり衣装ミスっちゃったのかとか、
既に２部が始まっていたのに私が気付いてなかったのかと思って、
一瞬混乱した。



一言感想は、ひとまずここまでっ！！

[5回]