私は、今回１部の公演に関しては、ものすごく評価したい。
ふっ！！
珍しかろう。
絶対に、私はこの公演を評価しないって思っていた人はいたでしょう！！
私も初日にちょっと思ってた！！★
素直に、評価しにくい部分はある！！
それに、昨今のいろんな暗い情勢を鑑みると、
前向きに、明るく、みんな元気全開で
春だワッショイ！！祭りだワッショイ！！
負けるなワッショイ！！粋な若者だワッショイ！！
ってしたかったよね。
私はそれを期待していた。
そういう元気爆発な場面はあまりなかった。
でも、今回新しいＯＳＫ舞踊レビューの可能性が出ていた。
和の物語、それに登場する人物や動物たちの魅力、舞踊の魅力があって、
それが凄く輝いていた。
山村若先生は和物レビュー界の荻田浩一になれるかもしれないと感じる。
日本の舞、古来の物語の美しさ、切なさ、妖しさなど・・・
表現豊かな日本の舞踊。
それをレビューで感じることができるって、凄く貴重で尊くて嬉しいことだなぁと私は思う。
いろんな日本芸能があるけど、
こういうことをここまでバリエーション豊かに柔軟にできるのって、
ＯＳＫくらいじゃないかな？
（宝塚も和物ショーや芝居するけど、方向性や表現は高級志向に偏るし。）
祭りだけじゃないのよ！！
日本の元気や美しさを情感豊かに、届けることができるのよ！！
って、
ＯＳＫぱねぇッス。 ほんと、この劇団は凄い。
ていうか、単刀直入に『桜狩り』の音楽と場面の長さを改善したら、
・・・あぁ、あと個人的には、さくら（独合唱）を改善していたら、もっともっと素晴らしかった。
舞台作る側からも、周囲の様々なＰＲ面でも、
『桜狩り』場面をどうするかで、どれくらいの人が和を堪能して楽しめるかが
変わるんだと思う。
この内容だと、パンフレットとか、ちらしなどでの場面紹介がもっと必要。
本当にね、ＯＳＫのパンフレットは不親切すぎるよ。
例えば、私の周りの簡単な１部評価。
母（歌舞伎なども観劇）と女友達 ⇒ 「美しく、魅力的な１部だった」
男性陣 ⇒ 「 途 中 で だ れ た 」
男性陣には、後で場面の説明をしたら
「あー、なるほどね。そういうことかぁ！」 「知っていたら、もっと楽しめていたなぁ」
という感想が。
予備知識がなくても楽しめる舞台もたくさんあるけど、
予備知識があれば、もっと楽しめる舞台もある。
たくさんの人にＯＳＫを、公演内容をより深く楽しめるようにするために、
敷居の高さがいい塩梅である舞台作りを意識すべきだし、
宣伝やパンフレットなどはよりわかりやすくすべき。
もちろん、
ＤＶＤもね。
ＤＶＤがより素敵な内容であれば、もっと布教活動がスムーズにいくんだｙ（殴）
すみません、脱線です・・・。
今回はしっかりとした記録を書こうと思って、
整理した完全体をアップしようと思ったのですが、１部に対する思いが強く出て、
書き出して止まらなかったので、ひとまず１部についてだけを更新させて頂きました。
我ながら思います。
先に千秋楽の感想書けよ。
そうそう、自分の記録を書くまではブログなどは見ないことが多いのですが、
偶然大阪に向かう電車乗車中に携帯で発見した、千露さんの
素敵なブログの中に、
山村若先生のＨＰが紹介されており、春のおどりのことが書かれていました。
今日初めて拝見しましたが、
こちらがその記事です。
どれどれ・・・・・。
（以下、引用）
第三景の桜争いに出てくる、南狐と北猿とは・・・。
南朝がおかれた吉野山と北朝の京都・嵐山の桜争いにかけて、
南北朝の対立とその対立の中に巻き込まれてしまう男をイメージしています。
古来、吉野山は「女夫狐（みょうとぎつね）」等、キツネが描かれ、
嵐山は狂言の「猿聟（さるむこ）」等、猿を題材にした演目の舞台となっています。
南の狐と北の猿で、それらを想像出来るのはきっとかなりの古典通かと思います。
勿論、あくまでも日本物レビューですので、
どなたにも理屈抜きに楽しんで頂きたい作品ですが、
それらの遊びや想像力でまた、別の角度からお楽しみ頂ければ幸いです。
それ、
パンフレットに書いてよおぉぉ!!（ＴДＴ）
[5回]
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