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セイなるカンゲキロク

~舞台・芝居などの観劇記録です。OSKや劇団四季が中心かな?~ 
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嗚呼、もう本日中にOSKを観に行くのね・・・

と思いながらも、今回は宝塚の記事を書きます。





『ハイパー・ステージ!』は宝塚の1994年の舞台です。スカイステージの放送、観ました。


とにかく、

画像がキレイだ!!(感涙)


ビデオがかなり擦り切れていて、画像が悪くなっていたから、

放送してもらえて本当に良かったです!!



なんせ、画像が非常にクリアーなので、

後ろにいる人たちがはっきりくっきり見えるのがイイ!!



現トップの春野さんやら瀬奈さんやら、ちょっと前までトップだった朝海さんやら、

千紘れいかさんや音羽さんもくっきりだヨ☆





 ・ ・ ・ ・



千紘れいか・・・


ちひろさん・・・・



あつさん・・・






うわああああん、千紘れいかカムバーーック!!(TдT)

(↑古傷。そしてトラウマ)










94年宝塚歌劇花組公演

『ハイパー・ステージ!』

作・演出 石田昌也

出演者: 安寿ミラ  真矢みき  森奈みはる  他









何が言いたいかって、


そりゃあ、この時代の花組の素晴らしさですね。





ヤンミキ(安寿・真矢)はもちろんのこと、

上級生から下級生まで、男役から娘役まで、何と充実したことか。



色とりどりの個に満ち溢れているって感じです。






そして、この『ハイパー・ステージ!』というショー。


結構異色なショーかもしれませんが、

出演者の充実はもちろんのこと、歌と踊りのバランスがとても良く、

クサいものから笑えるものまで、バラエティ豊かな物語性の場面が散りばめられていて、
(ていうか、クサすぎて笑えるシーンもある)

私は大好きです。



というか、基本的の石田先生の作品は好きです。

時々ハズレて、痛い目に遭うこともありますけどね(笑)

(石田先生のショーはOSKと相性がいいのではと密かに思うのだけど・・・)




この公演を生で観ることはできなかったのですが、

友だちからビデオを借りて観た時には、かなりの衝撃と感動を受けました。




この公演を生で観ていたら、

間違いなく宝塚狂に陥っていたでしょう。


(当時小学生だった私には、初めて生で観た
同じ花組の『ベイシティ・ブルース』と『イッツ・ア・ラブ・ストーリー』は大人な雰囲気すぎて、
理解できませんでしたしね;)





以下、私の徹底主観的なこのショーのツボポイントを書いてみました。




●銀橋でのちょんぱプロローグ『アイツがやってくる』。

曲も振りも好き。 曲が頭から離れなくなることがある。
ただ、よくよく観て聞いてすると、ダサいシーンかもと思ってしまう(笑)
この時の真矢さんのかっこよさは、さすが。

ていうか、この一歩間違えばダサダサに見えちゃうようなシーンをこんだけかっこよくまとめちゃうんだから、すごい。
ちょんぱ&真矢みき効果の恐ろしさ。

銀橋のところで、口元が『キュッ』としている初風さんがかわいらしい(笑)

この場面の終わりから次の場面にかけての、みきさんのセリ下がりがかっちょ良すぎ。



●プロローグ。

実は、最初観た時はかなり引いた(爆)
だって、曲も踊りも衣装もダサいんだヨ!!!

ところが、観れば観るほどに好きになっていってしまった。
あの安寿ミラさん(以下ヤンさん)のマントに惚れ惚れとしてしまう自分がいた。
曲を口ずさむ自分がいた。
「かぁ~わらないもの~♪」の振りを覚えてしまっている自分がいた。
「ハイパーステージ、ハイパーステージ!」と合いの手を入れてしまう自分がいた。

ということで、「花組のハイパーなステージにようこそ!!」的な、
すごく素敵な洗脳シーンです。

ちなみに、最初ヤンさんが上から下に(約2メートル)降臨されるところで、
めっちゃゆっさゆっさ揺れて、見ているこっちも酔いそうな乗り物のベルト解除をしている左側の女王が
恐らく千紘れいか様。

というか、このショーでの娘役トップ森奈みはるさんの扱いが悪いように感じるのは、気のせい?
だって、プロローグでも最初、当時娘役2番手の月影さんと並びが一緒だし。

あと、この場面最後の方で詩乃さん周辺が約10秒ずーっと映されているけど、何故?
どうやら映像編集かカメラマンの中に詩乃さんファンがいる模様。(妄想)
 


●ザ・レースバトル

レースぅぃんぐドライバーたちのレース前、みきさん扮する青年はガールフレンド(渚あき)から「優勝するまでキスはおあずけ」と言われる。
そして、張り切ってレースに挑み、優勝してキスゲット。
という話。(多分)

ザ・クサいシーンですね。
ミキさんが「優勝するまで、キスはおあずけよ」と言われ、車を殴ってやつ当たりするところとか、
最後のキス後にハート型のピンクのスポットライトが出るところとか、
妙なクサさがあって、イイです。

ツボポイントを箇条書き。

・「世界一のれーすぅいんぐドライバーになることさ」 BY:ミキ

・なぜか、下手側マイクで爽やかに歌っている瀬奈さん(笑)

・この公演後、1999年の『再会』という公演で再会する羽目になる、レーシング服。(使い回し万歳)

・大股で前進してくる、怖ろしく迫力たっぷりのライバルレーサー、海峡ひろきさん。

・見えるようで全然見えない、旗持って後ろで突っ走るフラッグガール朝海さん。



●トンネルの怨霊

トンネル開通の記念式典が行なわれている時、
「我々の墓を荒らす不届き者は誰だ~♪」(歌詞抜粋)と怨霊たちが天罰を下しに来るストーリー。
・・・だったような気がする。

ヤンさんは、本当にこの役があっている。
顔のこけ方とか目の大きさとか笑い方とか、まさに怨霊。(褒めていますよ)
一人、徹底的にホラーになってしまっています。(周りの人たちもメイクはホラーだけどね)
最後のスポットライトがフェードアウトする時も、
「・・・ニヤーリ」
って感じで、怖い。 でも、かっこいい。

ひょっとして、この時期体調が悪かったのかな?このシーンの途中、咳をしているので。
だとしたら、体調不良の負のオーラが、このシーンを更にリアルに凄くしていたのかも・・・(汗)


・市長宝樹さんのネクタイを市長夫人美月さんが直すんだけど、更に曲がってしまい、状況は悪化。

・未沙本議員(笑)

・トンネル怨霊隊の紅一点、詩乃さんのかっこ良すぎるダンス。

・ヤンさんのロック調の魂の叫び歌唱。



●ジャングル

動物たちが力強く、踊ったり歌ったりして、宴を楽しんでいる様子が描かれています。
この場面も何度も繰り返しビデオで観ました。
大好きですね。

妖しげな、爬虫類系な動きのゼブラを紫吹さんがやっていますが、この人とバード詩乃さんの組み合わせが面白い。
濃い紫吹さんに負けじとパワフルで美しい踊りを魅せてくれる詩乃さんは流石です。

また、その直後に出てくる女豹の月影瞳さん
もう、この場面!!この流れ!!この曲!!この振り!!全てが素敵です!!

そもそも私、月影さんめちゃくちゃ大好きなんです。大ファンなんです。
この場面が恐らくファンになった最初のきっかけですね。
月影さんの力強く美しい歌声、凛々しく気高い女豹の雰囲気に画面越しながら圧倒されました。
「あ~~~あああ~~♪」と美しく伸びる声を聞くと、毎回
はぁ~~~ん。女王様ーーーー!!!
とうっとり崇めたくなります。
また、初風さんや音羽さん、朝海さんたちを従えている様がとってもお似合いです。
正直、私にとって『ジャングル』はこの月影さんの場面に尽きます。

もちろん、他にも見所は満載ですけどね。


・女豹を持ち上げ、下から支えるカワイイ子豹たち、音羽さん、朝海さん。
と・・・・・・アレ?左手を支えているドぎついヘヴィメタくんは、ひょっとして、春野さん・・・?

・支えから解放された直後、初風さんの背後を移動した時に見せてくれる、
 寝起き直後としか思えない無邪気でボーっとした表情。

・あぐらをかいて座り、楽しそうにみんなを見ながら膝を叩く朝海さんの素の観客っぷり。
 (無邪気すぎだ・・・)

・妖しげで渋い海峡ヘビ。

・一人、別世界からやって来たっぽい、孤独で温かいジャングルキングのヤンさん。
 (ヤンさんだけ動物じゃない・・・でも、確かに動きは動物っぽくなっているのが凄い。
 モチーフはライオンか?)


ていうか、ジャングルは朝海さんの見所満載やな(笑)



●セントエルモの火

そういえば、なんで「セントエルモの火」っていう場面なんだろうかと思い、調べてみた。
ウィキペディアなど参照)


『船の先端なので青白く光る炎、双子座の守護の光など言われ、この現象は嵐の前触れとも言われていた。

 現代では飛行機でも見られる現象で、科学的観点からいうと、静電気。
 静電気などが、尖った物体に発生させる青白いコロナ放電による発光現象』


へー。なるほど。



 ・ ・ ・ ・ ・ で ?  (゜д゜ )



結局、一体なんでこれが題名になるんだ?
更によくわからなくなったような気がする(´д`;)

だって、場面としては、デート地の遊園地に遅れて行ったミッキー(みき)が彼女エミリー(森奈)を追いかけて
アトラクションに入ると、そこには本物の海賊がいて襲われてしまうんだけど、結局それは幻だったって話なんだけど・・・。
船っていうのはつながっているけどね。
セントエルモについては、また後日調べてみよう。


・ミッキーのサービス精神が素敵。

・常に「助けて」「お願い」を連呼のエミリー。ちょっと鬱陶しい。

・悪ぶる愛華さんのフック船長っぷりは、見ていて微笑ましい。怖い雰囲気よりも、かわいさを楽しむところ。

・ミッキーのクサイ演技っぷり。



●ハーバーランド

帰ってきた男が、昔の女(今は未沙ボスの愛人)と久しぶりに再会し、喜び踊るが、
そんな一時もすぐに終わりを迎え、それぞれが愛し合いながらも別の道を進んでいく・・・
多分、そういうシーン。(遠い目)

こういう愛して別れてというシチュエーションが、ヤンさんにはよく似合う。
去っていく背中が切ないッスよ。
スーツと上に羽織るコートも、もちろん文句なしに似合うんです。

・ヤンさんの煙草ケースの投げ方。 ヽ(´д`*)ゞタバコクレー

・「帰ってきた男」という役名のネーミングセンス。

・どうしても振りを増やしてしまう病の紫吹さん。でも、どうしても目がそっちに行ってしまう。



●フィナーレ

・ロケットガールの月影さん。(萌)

・ロケットダンス後のテンション高い真矢さん。(笑)
 曲がとにかく最高。爽やかなメロディと詩がマッチしている。
 宝塚のお気に入り曲の中で、今のところ5本指に入る。

・大階段での男役衆のダンス。
 これも、大階段のダンスの中で、お気に入り5本指に入る。
 とにかく、振りがかっこいい。ヤンさんがかっこいい。
 一緒に踊っている紫吹さんや海峡さんもかっこいい。
 ヤンさんのキメポーズと人差し指投げキッスには、痺れるしかないでしょう。

・このショーで、ほとんどいい出番ナシの森奈さんによる、かわいらしいエトワール。(苦笑)

・ボンボンを持って、マントを翻しながら降りてくる生徒さんたち。
 ボンボンとマントは、石田先生お約束。・・・だったハズなんだけど、最近はそうでもない。
 これ、私は好きなんだけどなー。
 だって、マントかっこいいよ。ボンボンかわいいよ。
 この二つの組み合わせが素敵なんですよ。
 羽なんて、いつもと一緒だし、普通すぎるよ。
 マント翻すヤンさんたちの姿、とってもかっこいいし、
 ボンボンをパワフルに振っている娘役さんたちが愛しく思えるんです。




やっと、書き終わった・・・。

しかし、まだ書き足りない感があるんですけどね・・・(汗)


記事を書いて、改めて私のこのショーへのアツ苦しい思い入れを再確認しました。


大好きなんです。 『ハイパー・ステージ!』のことが。
そして、この作品に出ている生徒の皆さんが。


これからも、私にとって、このショーは特別なものであり続けるでしょうね。

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