えーっと、6月にOSKのDVDについての記事を書いていたのですが、
うまくアップされていなかったようなので、先日改めてアップしました。
先に書いておきますが、この記事、ほとんどいいことは書かれていないです。
『春のおどりDVDを観て、一言。』
今更ですが、
決して一言と言えるような長さの内容ではありません(爆)
前々々回の記事の
コメントでもちょこっと触れたのですが、
最近、関西における文化への姿勢が、ものすごく気になっています。
例えば、
国際児童文学館がなくなることについて。
橋下知事は貴重な施設である国際児童文学館を統合させようとしている。
彼の考えには、何とも同意しにくい。
そもそも最初から、知事になろうかどうかを島田しんすけやらやしきたかじんやらに
相談するというのは如何なものかと思っていたから、他の地域のこととはいえ
最初から信用できなかった。
知事として見る前に人で判断してしまいそうになるから、人格で見るのはよそうと
しばらく私自身平静を保っていたけど、国際児童文学館のニュースを知って、唖然とした。
SMAP定食作って、児童文学館潰しますか。そうですか。
(まぁ、別にSMAP定食はそこまで問題にならんだろうが。)
教育政策に力を入れるらしいですが、矛盾していると感じるのは私だけだろうか。
どうしても他のニュースに埋もれがちだから知らない人も多いだろうけど、
国際児童文学館っていうのは、日本の児童文学・児童文化の様々な資料が
保存されている施設で、国際的にも評価を受けている。
日本だけでなく、世界の文学も保存されており、この文学館はとても貴重で
大阪が誇るべき場所である。
金がないってのは分かるけど、この施設のことや児童文学の大切さを
よく知りもしないのに「いらない」とバッサリ言うのには笑えた。
ちなみに、私の母が存続願いの署名表を持って帰ってきていたので、私も書きました。
あと、議員さんへの支援ハガキも出させて頂きました。
私たちにも、できることはあります。
【この問題に関するリンク】
●
国際児童文学館の統合検討 府立施設見直しで橋下知事 - MSN産経ニュース
●
財団法人大阪国際児童文学館
●
大阪府の国際児童文学館を応援します
↑ 廃館阻止のため、私たちにできることが詳しく書かれています。
わかりやすいので、
是非是非読んで!!!
所詮、金が全てなのか。
芸術や文化の価値っていうのは、そんな風に測れるものではないでしょう。
確かにお金の工面を何とかしていかないと、芸術や文化を維持することは難しい。
けれども、それを大事に想っている人たちがいること、
その文化が様々な人の心を育ててくれたのだということを国やその地域が理解して、
それを何とか守っていけるようにみんなで考えて、
工夫することが大切なのではないかと思う。
心の栄養になるのが文化であり、その大切な存在になりうる文化というのは人それぞれ。
その文化が小規模であれ、大規模であれ、一つずつを大切に守ってほしい。
それを心の拠り所としている人だっているのだから。
日本という国は、関西という地域は、有難いことにそういった文化がたくさん生まれ、
育まれてきた土地だ。
それだけ、いろんな人がいろんな心を文化によって育まれ、満たされ、
その文化を通して様々な人が思いや幸せを分かち合ってきたということだろう。
それをろくに味わいもせず、理解しようとせず、
多数決や損得勘定のみで切り捨てようとするなんて、言語道断。
OSKのことも、思う。
劇団が小さいから、ダメなのか?
安定した収入が得られないから、ダメなのか?
ファンや利用者が多くないから、ダメなのか?
児童文学や歌劇団。
今まで育まれた文化を、簡単に切り捨ててはいけないと思う。
芸術や文化存続のための経営を改める努力を、心からお願いします。
とにかく、OSKと児童文学館は、関西人が誇れる文化として、残してほしい。
ところで、今度国際児童文学館にて、手塚治虫文化賞特別賞受賞記念イベントが
開催されます。
参加費は無料で、手塚治虫先生のアニメーション上映会や人形劇、本の展示など、
様々な催しがいっぱいです。
詳しくは、
こちらをご覧下さい。
予定が空いているそこのアナタ!!
是非是非、皆様お誘い合わせの上、ご参加を!!
『緑いっぱい 物語いっぱい こどもの笑顔いっぱいの日』
来て、見て、楽しむイベントがいっぱい!!
万博記念公園+大阪府立国際児童文学館
7月13日(日) 午前11時~午後3時
ということで、ワタクシ
OSK南座公演と見事に被ってしまいましたので、行けません★
こういう記事書いている自分が行けないって、どうよ・・・(吐血)
とても残念です・・・(涙)
・・・OSKのことも、非常に大事に想っているので・・・
今回は、すみません m(_ _;)m
でも、その代わりに身内が行ってくれます!!
皆さん、
7月13日は児童文学館かOSKの観劇を周りの人に勧めましょう!!
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