というか、何とタイミングがいいことか、今日放送されたNHKの「ふるさと一番」で、
桟敷席がきっちり映されていましたね!!
しかも、桟敷席の解説も少々あり。
なんて素晴らしい展開。
江戸時代には、お金持ちの町人やお侍さんなどの身分の高い方が座っておられた
座席ということで、非常に光栄でございます。
そういえば、歌舞伎の初日などには舞妓はんたちも来ている様子が見られるそうで。
私もそれなりにめかした方がいいのか・・・
ニセ舞妓にでもなるか?(吐血)
番組は、アナウンサーと俳優の河相さんが進行していく。
河相さん、久しぶりに見たわ・・・
また、解説役として、今回の『輪舞曲』の演出をしている水口さん。
今回の公演、よろしくお願いしますよー。
桜花さんは、衣装さんの紹介のところで、まず登場。
舞台メイクで、赤い狩衣の美しい姿。
裏方紹介なので、衣装さんのインタビューが主な内容。
衣装さんがちょっと言葉に詰まってしまったところで、桜花さんがフォローしようと
していたところが、すごく好感が持てて良かったと思う。
また、桜花さんにも衣装さんの存在について、聞いていた。
「今まで衣装を自分たちですることが多かったのですけれども、
今はこうして衣装の方にやってもらって、今回も帰ってくる度に早変わりの連続なので、
衣装の方なしでは有り得ないです。」
自分たちで衣装をやるのは、大変ですよね。
特に、今回のような豪華な和服衣装の舞台では、欠かせない存在だろう。
そして、その後ツケなどで舞台の効果音をつけている狂言方の人が紹介される。
と、ここで実際役者さんの動きに効果音をつけてみましょうということで、
河相さんの罰ゲーmレッツ・チャレンジコーナー★
走って、つまずいて、こけるという動きを、まず水口さんが見本を見せる。
カン、カン、カンカンカンカカカカ・・・というおなじみの音と共に、
水口さんがちょっと可笑しく可愛らしい動きを見せてくれます。あっぱれ。
さて、河相さんはというと・・・
上半身がロボゴリラ、足がテケテケ走り、のちオカマ座り。
ををを。 何だか、やっちゃった感が凄く出ています。
しかし、これを河相さんがするのはハードル高いだろうなぁー。
ここでアナウンサーが発言。
「ちょっと時間があるので、もう一個なんかやってみましょう。
じゃあ、河相さんのオリジナルで・・・」
(゜д゜; )
こ、これは、何という 無 茶 振 り 。
南座に初めて来た歌舞伎初心者に、そんなことさせるのか!!
全国放送でこれをさせるなんて、凄い罰ゲームやな。
河相さんも視聴者も、その無茶振りにはビックリだわ。
そして、しょうがなく応える河相さん。
河相「じゃあ、普通に走って・・・」
そして、
コソ泥、のちオカマ(内股)歩き、のちオカマジャンプ。
をいをいをい!!!
普通に走るんじゃなかったのかよ!!!
予想外っぷりが素敵すぎる!!
瞬時にその動きをしでかしてしまう河相さん。
とにかく、ブラボー。河相さん。
その後は、照明が暗くなって、桜花さんのミニステージ。
(衣装が藤色の狩衣に変わっていた!)
・・・とか言っても、桜花さんは笛を鳴らす振りでスッポンから登場して、
浮舟への想いを語って、再び笛の音と共にせり下がりという展開で、
約2分間という短い間だったんだけどね。
(弟と一緒に観ていたら、弟が「もうここで下がるんじゃない?(笑)」とか言った瞬間に
せり下がったので、二人で「マジかよっ!!!ヾ(゜д゜ )(゜д゜ )」と突っ込んでしまった)
どうせだったら、ちょいと歌ってほしかった・・・
本当に、「ちょっとした」ステージすぎて、寂しかったよ・・・
でも、
表情も美しく、藤色の狩衣も美しく、真っ暗な中で幻想的な雰囲気が漂っていたので、
ちょっとの間ながら、まぁ楽しめたかな。
しかし、前座の河相さんのインパクトが強すぎて・・・
で、エンディングで全員集合ー。(スッポン係は不在のまま)
アナウンサー
「はい、あ、もう終わりですか。(時間が押していて、焦る)
ではあsたは水戸からお送りしますみなさんありがとうございましたではさようならー」
って、
時間に余裕があったから
河相さんに無茶振りしたんじゃないのかヨ!!!
結局、ぞろぞろーとステージに集合した後、余韻に浸る間もなく時間ギリギリに終了。
次回予告すら、ろくにできていないし。
というか、せめてOSKの南座公演のPRくらいして・・・(つдT)
裏方さんは、職人っぽい雰囲気が漂っていて、皆さんかっこ良かったですね。
いやぁ、いろいろと素敵な番組でした。