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セイなるカンゲキロク

~舞台・芝居などの観劇記録です。OSKや劇団四季が中心かな?~ 
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上原さん琵琶全然弾かないし。



弾いたのオープニングだけッスよ。

せっかく上原さん特別出演するんだから、
もうちょっと音楽的に絡ませてもいいんじゃない!?

てか、琵琶よりも車のクラクションとかロック等の現代音楽を効果的に使うって一体・・・(苦笑)







さて、本日は京都南座の『NewOSK レビュー in KYOTO』初日でした。

簡潔に感想を書いておきます。



※ネタバレ注意!!

ちなみに、1部は辛口で書いてしまっています。
感情の赴くままに書いたので・・・

・・・明日観たら、評価ががらっと変わる場合もあるかも;







あと、私は今日と明日夕方の2回しか観れません。


明日が私にとっての千秋楽。

悲しすぎる。

せめて、明日の昼公演を観たかった。


仕事まじで休みたいーーーーーーー!!







一部の終わり。

紫式部さんが言った。



「これから、光源氏は様々な恋をするのですが・・・。そのお話は、また今度にしましょう」






ええええええええ。 これで終わりーーーーー!!?


こんなブツ切れ感でいいのかーー!?


というか、
この公演、続編があるのですか。(違)




源氏物語に詳しいわけではないけど、
1部の構成はもうちょっとどうにかならなかったのか。

焦点が定まっていなくて、ただ光源氏の恋愛遍歴(超簡易バージョン)を
ざざっとおさらいしておきますという流れ。
しかも、若紫(写真で見ると髪が伸びる呪いの人形)を連れて帰ったところで終了~。


ええっと、、、

物語の趣旨は「光の君はアイドル~~♪」だったのでしょうか?


でも、1時間という枠で、この物語を堪能させようとするのは難しいかも。

ということで、今回の公演では光君のアイドルっぷりを堪能しましょう。
桜花さんの色気は、かなりいい感じ。
歌や話し方にふわっと薫る色気があって、耳でも堪能させてもらった。


・・・・・でも、光君をアイドル扱いするなら、もっとプレイボーイなかっこいい様子を
見せてほしかった。
色気はムンムンに出てていいんだけど・・・。何かが物足りない。
もっと女性を翻弄してほしかったのかな。

というか、女性に愛されているという感じが間接的すぎたのかも。
だって、「キャーーーー!!光サマああああ!!」とかはしゃいでいたのって、
紫式部側の世界の女性たちばっかりだし。
光君と女性との直接のやり取りの中での愛が足りないような気がするのは、何故?
私の隣のおばさんたちがうるさすぎて、気が散ったから?
あー。そうかもしれない。
ということで、今回の感想は本当に自信がない。(笑)



音楽・・・。途中一本調子でだれた。
時々間に入る音楽が極端に現代風で雰囲気合ってない。
確かに、昔の車と今の自動車をかけて音楽に車の効果音を取り入れたりするのは
面白い。
けれど、現代風の音楽を芝居の中のワンポイントとして、変化として、
はたまた「現代の世に戻ってきた紫式部の世界」として少し入れるだけならまだしも、
ちょっと合間合間に入れすぎなのでは。
それだったら、もっと華やかで明るい舞とか、光君の女性翻弄の舞とか、
もっと入れるもんがあるでしょうが。
1時間を、もっと大事に使ってほしいな。


ていうか、何なんだ。
あの、光源氏LOVEチアーズは。
いや、そりゃあああど真ん中で歌ってポンポン振っている折原さんは、
すんごーーーく可愛らしかったさ。
他のみんなのテンションも大好きさ。

けど、アレじゃあ雰囲気クラッシャーだよ。

浮きすぎな気がする。現代的な要素をぽんぽん入れりゃあいいってもんじゃないでしょ。
確か、この前のシーンはいい雰囲気になっていたような気がするんだけど・・・。






あとは、箇条書き。



●上原まりさんは・・・ただの物語の語り部になっていたけど。
 琵琶が全然生かされていないんだけど、いいのか?
 もっと、音楽に琵琶の音を絡ませればいいのに。
 最初、美しい音を聴かせてくれただけに、この使い方は非常に残念。


●盆や階段の使い方は悪くないし、舞台全体を囲む壁面も雰囲気が出ていていいと思う。


●歌詞の中の「恋のラビリンス~」には、笑った。
 そのセンスが素敵すぎる。


●車集団の皆さんのケンカは面白い。
 その中でも、やはり貴城さんと緋波さんが輝いている。
 2人とも、アツイねぇ。


●桐生さん、桐壺と惟光のダブルキャスト。
 光君の父と部下って、両極端やな(笑)


●朝香さんの夕顔、繊細で儚げな雰囲気が出ていてよかった。


●武生組だからか、高世さんと北原さんの出番のなさには驚いた。
 まぁ、しょうがないか。
 それにしても、北原さんの六条御息所の迫力は凄い。


●通りすがりの弘徽殿女御・蒼音さん(笑)


●光君の桜花さんは、本当に美しい。
 ラストは圧巻。
 照明と真っ白な衣装の相乗効果で、輝いております。




ちなみに、白塗りのお顔でしたが、皆さん志村けんのバカ殿になることなく、
とても美しい様子でした。
もちろん、ことりさんは呪いの人形じゃなく、非常に可愛らしい若紫を好演していた。
あの若紫は、えがった・・・。お持ち帰りしたくなった光君の気持ちが分かる。









さて、2部ですが、何となく予想していた通りでした。
まさか、ここまで2004年秋のおどりから出るとは思いませんでしたが。

しかし、ベストセレクションなのに、7割が2004秋のおどりって(笑)

でも、生でこれは観たことがなかったので、とても良かったです。



●若木さん、踊りっぱなし。 こりゃ疲れるだろうなー。
 見れば見るほど、改めて若木さんの凄さを感じる。
 ていうか、OSKが今一番失ってはいけない人を失ったような喪失感。
 「キャッツ・イン・オータム」だけでなく、全ての場面が若木さん中心。
 私はネコのシーンが大好きだったので、とても嬉しい。
 ・・・今年の春にやったところだけどね。
 ただ、もっと桜花さんとのがっつりと本格的なデュエットが欲しかった。


●ニューヨークの秋では、高世さんの軽快な動きが素晴らしい。
 あと、嫉妬してむくれる感じも。
 若木さんとの愛情溢れるシーンも。


●ブラックアンドホワイトは、振り付けが変わっていて、別物になっていた。
 ペアの踊りがどんどんリレーのように次から次へと流れている振りが良かった。
 ただ、娘役が筆頭になるかっこいい振りがなくなっていて、ちょっと寂しかった。



●武生では、セクシードールズ。

 そして、京都では・・・・・

 
 チェリーガールズ降臨。

 何なんだ。この押し出し方は(汗)
 パンフレットにはでっかく写真が掲載されているし、南座にも大きなパネルが飾られている。
 ていうか、プログラム2部のキャストや場面紹介のところにも写真が。
 トップスターたちと、同じ扱いでございます。
 ていうか、トップ以上じゃないか?
 もう、この際だから、どんどん売り出していけー!!
 あと、できたらプログラムに載っているような黒いかっこいい衣装で、
 色っぽいかっこいい踊りをしてほしかったな。
 まぁ、間奏っぽい役割なので、軽快で華やかな雰囲気が出ていてよかったけど。




 ・・・・・・・。



 セクシードールズも観たかったな。



●プログラムの構成がちょっと面白い。
 緋波・水無月・貴城がトップ3に。
 ていうか、写真の大きさにトップスターとか関係ないし。
 みんな平等。なんて素敵なOSK。

 ・・・・・いやいやいや!!
 せっかく桜花さんトップお披露目なんだし、若木さん退団なんだから、
 もうちょっと特別扱いしようよ!!




●隣のおばさんたちが非常にうるさかったので、
 1部2部共に、途中集中できない場面があった。
 観れる回数だって限られているっていうのに・・・・(;д;)
 スパニッシュのシーンで、さすがに頭にきて言わせてもらった。
 初めてだよ。こんなことしたの・・・。
 その後も、その隣の方が少し喋っていたりしたんだけど・・・。
 こんにゃろー。せっかくの桐生さんや貴城さんの踊りがああああ。
 しかも、桐生さんはスッポン出だぞ!!

 皆さん、観劇マナーには気をつけましょう。








それにしても、貴城さんの「牛」と美砂さんの「猫」。

なるほどね。

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