行って来ました。
高島屋。
特設会場とか公式HPに書いてあるので、ちょっと広いスペースにステージでも
設けられているのかと思いきや、
違いました。
本当に、売り場の一部で行なわれました。
歌うスペースも客席も、ほぼ通路幅と同じくらいの幅。
せ・・・狭い。
売り場の一部なので、周囲はもちろん買い物客が洋服を普通に物色している。
なので、熱唱中の桜花さんたちの後ろで洋服を買っている人がいるという
カオス状態。
観ていて、そこまで気にはならなかったけど。
むしろ、店のお客さんの方が気にしていた(笑)
駅前で道に迷って、高島屋3階についたのはいいけれども
3階のフロアのどこでやるのか全くわからず彷徨い歩いてフラフラになって
到着したのが遅いこともあって、観客も結構集まっていたので、後ろの方で立ち見。
更に、コンタクトレンズを付け忘れていることも発覚。
とても厳しい状況でしたが、二人の美しい姿には癒されました。
桜花さんは、黒いキラキラの上着にパンツスタイル。
折原さんは、肩紐のない赤いキラキラのイブニングドレス。
二人とも、本当に綺麗だった。
1曲目は、二人でデュエット。(曲は・・・忘れた;)
桜花さんが折原さんをリードするようなちょっとした振りもついていて、
王子様とお姫様みたいな雰囲気。
2曲目は、折原さんの
『Corasonado』。
今回も、高音がとても美しく響いていて、良かった。
高石公演での感想で、最初に「印象にはそこまで残らなかった曲」と書いていたのだが、
それは私の記憶力が悪かっただけで、こんな素敵な曲を悪くは書けないと思い、
帰宅してから即行で書き直した。(汗)
折原さんの美声が周囲の買い物客の人たちの耳にも入っているのだと感じると、
妙に誇らしい気持ちになった。
3曲目は、桜花さんで今年の春のおどり公演でのフィナーレ『デュエット』でのナンバー。
この曲は、本当に真っすぐで前向きな歌詞が桜花さんにぴったり。
サビの盛り上がるところなんかは、熱唱しすぎて3階のフォーマル売り場一帯が
桜花節炸裂でとんでもないことになるんじゃないかと恐れたのだが、
ちゃんと加減して優しく柔らかく歌っていた(笑)
ただ、歌わない間奏部分がとても長いので、その間の持たせ方が難しかったと思う。
他の選曲でも良かったのではないか。
4曲目は、二人で
『We are the world』。
これが、一応ラストの曲ということで、本当に短かった。
あっという間だった。これで20分!?
高石公演に比べて、1曲が短く感じるのなんのって・・・
この曲、みんなで熱唱しているのもパワフルだったけど、
二人でハモって歌う今回の方がとても魅力的に聴こえた。
芯の通った、切実な一つの想いが、二人の美しい澄んだ柔らかい歌声に乗って、
優しく周囲を包み込むような雰囲気。
「私たちの大切な人たち、大切な世界を、いつも想っていますよ」
という、偉大な母性愛を感じさせられた。
圧倒的なみんなの力で歌いきるのもいいけど、少人数で優しく歌うからこそ
伝わる、感じさせられることもある。
感情込めて、歌を大切に丁寧に歌い上げる桜花さんと折原さんの二人だからこそ、
こういう雰囲気の歌になったのだろう。
この曲に対して、今までで一番感動したかもしれない。
最後には、改めて公演の案内などをしてから、
『桜咲く国』でお別れ。
普段のメイクでドレッシーな衣装を着た劇団員さんが、たった二人で
傘を持たずにこの曲を歌うっていうのは、なんだかとても不思議な感じ。
足を軽く叩きながら拍子を取る桜花さんと、マイクを持ちながらも両手で手拍子をする
折原さんが、とても可愛らしかった。
二人とも、本当にお美しかった・・・・・。
この二人を選ぶなんて、ナイスチョイスだなぁ。
これを観るためだけに、なんばに行って良かった。
京都南座に向けて、あまり散財したくないから、何も買物せずに直行で帰宅しましたとも。
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