ということで、
観ました。 スカイステージ放送の月組『エリザベート』。
この時期は宝塚から離れていたので、今回初めて観たのですが、
初風さんのフィナーレでの充実した笑顔を見れたので、
もうそれでいいです。(完)
・・・・・いや。
そりゃあ、どのエリザベートが好きかと言われたら、
ダントツに95年の雪組エリザベートなんですけどね。
にしても、トート役の彩輝さんはかっこ良かったなー。
ビジュアルの完成度が素晴らしい。
歌も・・・・・ま、まあ、 昔よりはすごく上手になったんですね!!
そして最後、大階段降りてくる時の羽が、本当に素敵でした。
メジャーな丸い白い羽の中に、蝶々のような黒い羽をつけるっていうセンス・・・・
グッジョブ。有村淳さん。(←衣装担当)
(どうして、一路さんの時の羽は板でできたようなモノだったんですか?)
あと、フィナーレの時のデュエットダンス。
彩輝さんと瀬奈さんは、なかなか素敵だった。
(娘役の方が若干男役戻りかかっていたような気もするけど、しょうがないしょうがない。)
というか、瀬奈さんのフィナーレで大階段下りた後の笑顔が
めっちゃチャーミングなんですけど。
これ、もっと見たかった!!
エリザベート少女期にこのチャーミングな笑顔を見せるっていうのはダメなんですか!?
で、我らが貴公子、初風フランツ。
すごい繊細に演じていらして・・・・・。 大好き!!
本当に、フランツできて良かったですねー、初風さん!!
あと、ルキーニの霧矢さんは、やはり歌がとてもお上手で、安心して聞いていましたが・・・
くどいおいちゃん(訳:かなり濃いおじさん)になりすぎている感じで、あんまり好みではなかったです。
でも、きりやんのダンスと歌はうまい。すごい。豪快。
美々さんのゾフィーは、演技も歌も大迫力でとても怖ろしい姑になっていて、見事だと思いました。
さすがですね。
でも、全体的に歌が弱いように感じました。
時々出てくるメインでない個々の人物の歌もそうですが、コーラスもちょっと弱いような気が・・・。
あんまり自信がないけど。(ひょっとしたら、うちのテレビのステレオのせいかもしれないし)
いろいろ書いちゃいましたが、全体的にパワーみなぎる『エリザベート』の舞台を感じることができて、
新年早々、とても楽しめました。
『エリザベート』、やっぱりいいですね。
しかし、
『エリザベート』終了後出てきた『暁のローマ』のDVD宣伝を見て、
一気に冷めた。
この『暁のローマ』という舞台は
「ストーリーがつまらん」 「舞台がつまらん」 「衣装がつまらん」
という、私にとっては奇跡の三重苦的内容だった訳ですが。
よりによって、エリザベートの映像後に流さんでもえーやろに(涙)
一緒に上演されていたショーが良かっただけに、
この芝居は正に地獄でした。
芝居中、瀬奈さんが「うそだああああーーー!!」とか叫んでいましたが、
観ているこっちが 「うそだああああーーーー!!!(涙)」て感じの内容でした。
演出家の木村信司さんー!!
もう、いい加減にした方がいいかと思いますー。
嗚呼・・・・『ゼンダ城の虜』は、奇跡の作品だったのでしょうか?
アレは爽快で、単純で、まだ良かったのに・・・・
戻って来い。 当時のキムシン。
(そして、ヘンツォ伯爵のような萌キャラクターを作るのだ!)
しかもしかも。
見つけましたよ。
2月の番組ラインナップの中に、
『木村信司特集』という文字を。(ヒーーー!!)
その中の一つ。
演出家と語る#14「木村信司・春野寿美礼・瀬奈じゅん」(60分)
「演出家と語る」の第14回。
今回は、木村信司の作品の魅力と特質などについて、春野寿美礼、瀬奈じゅんを迎え、
楽しい時間をお届けいたします。
ををををををを!!!!
ツートップがキムシンと!!!!
魅力や特質を語るんですか!?
・・・・・魅力って・・・・・・みりょくって・・・・・ミリョクって・・・・ミリョクッテ・・・・・・・・
一体何を語ってくれるのか?(ワクワク★)
楽しい時間をお届けしてくれるそうですが。(ワクワク★★)
春野さんと瀬奈さんのツートップ対談ではなく、どうして三者対談?
こりゃあ、正に、悪夢のような企画ですな。(血涙)
果たして、この番組は私の苦手意識を吹き飛ばしてくれるのでしょうか?
それを期待して、番組を楽しみに待ちたいと思います。
・・・・・。 でも、観ないかも。(笑)